道具の妖怪「つくもがみ」って知ってる?断捨離で運気アップ!

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道具の妖怪「つくもがみ」って知ってる?断捨離で運気アップ!
スピリチュアル

断捨離せず物を溜めっぱなしにすると悲惨な末路が・・・

誰にでも必ずやって来る”死”。人生のエンディングこそ、自分のプロデュースで行いたい…そうした人が増えています。終活は、自分の葬儀や自分の遺品整理などを生前に算段しておくこと。その一つが”断捨離”でしょう。

生前からさまざまな持ち物を整理しておくと、死後の不安もなく安心してあの世に旅立てる、と言われます。逆に断捨離せずにモノを貯めっぱなしにしてしまうと、どうなるでしょうか?

若いうちだって断捨離は大事。運気も良くする断捨離について考察します。

室町時代に流行った「つくもがみ」伝説

断捨離とは、いつのまにか家の中に増殖してしまった、家具や食器、雑貨や本、趣味の品などを”一気に整理”して処分してしまうこと。

とりわけ、使いもしないのにただ部屋の主となっている家具や道具は、なかなか捨てられないものです。

こうした”モノ”たちが、長い間使われずにいたことで人間たちに反乱を起こす、それが”つくもがみ”です。つくもがみとは「付喪神」、あるいは「九十九神」と書きます。

この神を世の中に引っ張りだしたのが室町時代の 三条西 実隆(さんじょうにし さねたか)という貴族でした。

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室町時代の奇才、三条西 実隆と「百鬼夜行」

彼は1455年(康正元年)に生まれ、1537年(天文6年)に亡くなっていますが、ちょうど12歳の時に有名な”応仁の乱”が勃発しています。

つまり、青年期に京の動乱を体験し、室町将軍を巡る有象無象をつぶさに目にして来た貴族だったのです。

応仁の乱は、守護大名や豪族が力を増した時代です。荘園で働く農民は取り立てが厳しくなったことで、農耕道具を発展させました。

二毛作、三毛作が当たり前になり、次々と道具が発明されて行った時代です。

古い道具を断捨離しないと、妖怪になってしまう

古い道具を断捨離しないと、妖怪になってしまう

道具の鬼や化け物が群れをなして歩く絵「百鬼夜行」。ちょうど室町時代から描かれはじめた”道具の妖怪たち”ですが、明治時代まで延々と多くの絵師たちがこの絵が継承しています。

実はこれこそ、新しく発明された道具を大切にしよう!という意味を込めた、つくもがみの寓話ではないか?と言われている絵なのです。

古い道具に取り憑く、妖怪”つくもがみ”

つくもがみは、もともと古い道具が使い古され、人間の役に立たなくなり馬や牛の小屋に捨てられてしまったことから、妖怪になってしまった…というのが真相です。

ただ自然崇拝、八百万(やおよろず)の神の国 日本 でも”道具が妖怪に化ける”というのは、不思議ではないでしょうか?

道具の妖怪はどこにでもいる

道具の妖怪はどこにでもいる

実は 真言密教 だけに つくもがみ の話があり、一連という上人が妖怪に化けた古道具たちに心得を諭し、成仏させたと言う話があります。

これは「陰陽雑記」(おんみょうざっき)という書物に書いてありますが(注:陰陽雑記は現存していません)、骨傘(ほねからかさ)や雲外鏡(うんがいきょう)など、鏡や傘が妖怪になったものなどがあるのです。

古道具を粗末にしてしまうと、魂が宿り、人々を困らせる…これは、現代でもよくあること。

真言宗では”即身成仏”という肉体のまま成仏する修行がありますが、古道具たちも京の都を暴れ回り、最後には真言宗の寺で成仏する、というのがことのあらましなのだそうです。

モノには想念が付き、波動が出る

とくに、道具は”使われる”ことで意味がありますが、長い間使われずにしまわれたままだと”波動”がでてしまう、と言われます。

例えば、押し入れに使わないおもちゃや、人形、カバンや記念品など、入れっぱなしにしているケース。

久しぶりにその部屋に入ると、落ち着かない気分になったり、誰かいるのかな?ということがあるでしょう。

モノにも想念が付き、モノは語り部となります。

古い人形には思い出が”取り憑く”

古い人形には思い出が”取り憑く”

子どもの頃の写真アルバムを見て、ただ懐かしい…と思う人もいるでしょう。

ですが、”あのときは、こいつにいじめられたなあ”という思い出が巡って来たり、”このとき、みんなにからかわれて、嫌な気持ちになったなあ”というエピソードを思い出すこと、ありませんか?

人はだれでも、嫌なことや悲しいことは覚えているもの。それも、こうした古いモノに出会うことではっきりと思い出してしまうのです。

これこそが、つくもがみ。
現代でも、つくもがみはしっかりとモノに宿っているのです。

現代は、室町時代の何倍も動乱の時代。

”思い出”が運気を妨げている!

室町時代は、動乱の時代。京の人たちでさえ決して平和な暮らしをしていたのではありません。

ですが、現代は日々動乱のただ中。

溜まる一方の思い出は、できるだけ断捨離しないといつのまにか”思い出 という つくもがみ に押しつぶされて”しまいます。

こうした”溜まって行き場のない”思い出が妖怪となってあなたに取り憑くことで、あなたの運気はなかなか巡ってこないのです!

現代はストレスだらけ

現代はストレスだらけ

安らぎの場であるはずの、自宅がつくもがみのアジトとなっていては、運気もなく健康にはなれません!

使わぬままのモノに取り憑いた”つくもがみ”がストレスとなっているケースが多いのです。

現代は室町時代の何倍もの つくもがみ がうようよしているのです。

三条西 実隆 は自分自身も断捨離して、終活していた!

断捨離は、常に前を向いて生きる人間の知恵。

動植物は、生きることと種を存続させることにのみ、全力投球です。
人間の場合は、生きることに価値を付けて行きます。それが経済というものでしょう。

ただ、押し付けられた経済の結果、モノに流されていつのまにか つくもがみ とともに生活するのは、もったいない。モノを持つ持たないのメリハリこそが、人生に必要です。

断捨離は人間の知恵

断捨離は人間の知恵

足利義政にもかわいがられた文化人 三条西 実隆は、絶世の権力”内大臣”まで上り詰めましたが、58歳で出家。全てを手放して仏門に入ります。

まさに つくもがみ を世の中に送り込んだ三条西 実隆。彼もまた動乱の時代にモノを持ち、モノを捨て(断捨離を行い)、すっきりとあの世に旅立ったのかもしれません。

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