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無財の七施とは?自分も周りの人も幸せにする7つの方法について解説!

無財の七施とは?自分も周りの人も幸せにする7つの方法について解説!

仏教にある《施し》には、無財でも行える7つの方法があります。とくに浄土真宗や真言宗では「無財の七施」の"行"によって幸せが巡って来る、と教えています。仏教に詳しくない人でも、六波羅蜜という修行を何気なく行っている可能性があります。ここでは、無財の七施の内容とその本質をご紹介します。

    無財の七施とは ー慈悲の実践ー

    仏教の教えには、「長者の万灯よりも貧者の一灯」という言葉があります。

    金持ちの多くの寄進より、貧しい者の心のこもったわずかの寄進のほうが功徳が大きい、つまり”形式よりも真心が大切”である、というたとえです。

    他人に財や物を与えたり、相手の利益になるような教えを説くことが「布施」。仏教では布施は「施した人」が幸せな気分になる、「与えられた人」よりも「与えた人」を幸せにする行為、と捉えています。

    仏教の大事な教典に「雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)」というお釈迦様と弟子の時代から2世紀のカシニカ王(1世)の代にかけての物語があります。全部で121巻ある教典は説話集になっていて、ここに「無財の七施(むざいのしちせ)」があります。

    ありがとう、おかげさま…日本人のこころの中にある「無財の七施」。とくに浄土真宗や真言宗などでよく実践される重要なその中身を知っておきましょう。

    お金や物がない場合にできる施しこそ「無財の七施」

    「施」とはほどこす、という意味。仏教では最も大切な修行が布施で、「施しは無上の善根なり」とも言われます。施しとは、お金や物を、今まさに必要とする人にこころから捧げることですが、布施する”物”がない場合はどうしたらいいでしょうか?

    お金や物がない場合にできる施しこそ「無財の七施」。

    仏教では、仏のさとり(真理)を求めて努力している人を「菩薩」と言い、六波羅蜜(ろくはらみつ)を実践し、修行しなければなりません。

    この六波羅蜜には6つの修行がありますが、その第1番目が 六度=布施 です。ここには慈悲の心を持って7つの布施をすることで、周りの人々に幸せを与えることができる、とされます。

    お金や物がない場合でも、奉仕の心で自分自身を高めることができ、菩薩に近づくのです。では、無財の七施について解説します。

    無財の七施 1 『眼施(がんせ)』

    いつくしみの眼ですべてに接することを眼施(がんせ)と言います。

    相手を思いやる まなざし があれば、相手にもその優しさが伝わります。相手への共感、興味、好意…すべて目は相手の心に通じ、打ち解け合うことができます。

    だからこそ、いつくしみのまなざしで相手を見ることが布施につながるのです。

    無財の七施 2 『和顔悦色施(わがんえつじきせ)』

    「和顔」とは、思いやりと慈愛のこもった顔の表情。まごころのこもった穏やかな和顔で接してもらうことで、人や生き物は心ゆたかになる様を言います。

    ビジネスでは、微笑みを絶やさず接することで、商機を勝ち取る…と言われますが、わけありの笑顔を和顔とは言いません。笑顔を飾ることではなく「悦色」つまり喜びが表情として表れていなければ布施とはならないのです。

    和顔悦色施とは、自分で喜びを見いだして表情を浮かべ、思いやりのある言葉を施す…ということなのです。スマホでの顔文字も、現代版「和顔悦色施」として利用すると会話が進みますね!

    無財の七施 3 『言辞施(ごんじせ)』

    何気ない「ありがとう」「お世話様」「おつかれ様です」といった言葉は、コミュニケーションツールとして大きな役割を果たします。が、その言葉もやさしさがないと、逆効果になってしまいます。

    また、粗暴な言葉を使うことで、相手を怒らせてしまうことがあります。早口になりすぎたり、刺のある話し方をしてしまうと、相手に伝わらず会話が成立しない場合があります。それどころか、言葉を発した本人も一日中心が乱れて平静になるのに時間を要します。

    相手に気持ちが伝わるように、ゆっくり話す。わかりやすく話す。そして掛ける言葉も選んで伝えることで、素晴らしいコミュニケーションが積み重ねられて行きます。

    無財の七施 4 『身施(しんせ)』

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