若い時の挫折は人生の宝になる

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若い時の挫折は人生の宝になる

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若いときの失敗は人生の宝

若い時はどうしても気持ちが先走ってしまい、勇み足になるもの。

鼻息荒く行動した結果、思わぬ挫折をしてしまい、人によっては失敗がトラウマとなって新しい挑戦ができなくなってしまうこともあります。

ですが、考え方によってはその失敗が人生の宝になることもしばしばです。
歴史の人物を見ても偉大な人ほど若い時に手痛い失敗を経験しているものです。

徳川家康は、若い時分に三方ヶ原の戦いで、武田信玄相手に大敗北を喫します。

上司の信長が止めたにもかかわらず、自分の領地を無断で通過する武田信玄を攻撃した家康は、見事に信玄の罠にはまり、大切な家臣を何人も失った上、自分もあともう少しで殺されるというところまで追い詰められ、命からがら城に逃げ帰っています。

その時はあまりの恐怖のために馬上で脱糞し、城に逃げ帰ってすぐに絵師を呼び、その情けない姿を描かせました。その絵はしかみ像と呼ばれ家康は生涯自分を戒めるために手元に置いたということです。town201085_pho2

 

また、西郷隆盛は入水自殺に失敗したうえ、殿様である島津久光に嫌われ、生涯で2度の島流しにあってしまいます。志の高い西郷はこのことで大いに落ち込み、牢の中でガリガリに瘦せおとろえ、人生の不如意を嘆いたということです。

しかし、家康と西郷、この2人の人物は、若い時に挫折を経験できたことによって、大きな飛躍を遂げます。

家康は三方ヶ原の戦いを機に用心深く慎重な性格となり、秀吉が天下をとっている時代に関東平野を開拓し、強い経済的な基盤を作り上げます。そして晩年、関ヶ原の戦いで信玄が家康を破ったのと同じ戦法によって、天下を勝ち取ります。

一方西郷は、安政の大獄が起こっていた危険な時期に島流しにあっていたため、かえって危機を逃れることができました。また、牢に入っていた時期に、よほど人生について考えたのでしょう。島流しに合う前とは性格がかわり、相手を思いやれる人徳を身につけていました。
そのことが、後の江戸城無血開城につながります。

あなたが今大きな挫折を経験していて、心の火が消えたように感じていても、決して自暴自棄にならないでください。

失敗の中にいる時は視野が狭くなり、何をやっても辛いですが、長い目で見れば若い時の挫折は必ずあなたを大成功に導く宝になります。
明日が今日より良い日であることを信じて今を乗り切ってください。

雪に耐えて梅花麗し、雪に耐えて楓葉赤し。

~西郷隆盛の句より