無縁仏とは?無縁仏について解説!無縁仏には手を合わせてはいけない?

無縁仏対策はきちんとしておくに越したことはない
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無縁仏とは?

無縁仏はこのように供養してくれる人がいない死者を指す

無縁仏はこのように供養してくれる人がいない死者を指す

皆さんの中には亡くなった後はパートナーの方やお子さん、お孫さんといった残されるご家族に供養してもらうことを思い描いている方も多いでしょう。たしかに、亡くなった後にたとえ時々であっても自分のことを思い出して、お供えなどをしてくれる方がいたら非常に嬉しい気持ちになります。

しかし、少子高齢化で日本の総人口が減っている現在、子供がいるどころか結婚さえもしないという人も昔に比べて多い多いのが現状です。その影響は死後の供養のことにまで響いており、誰にも供養してくれなかったりお墓を建ててもらえなかったりする場合も増えてきています。

このような亡くなった後に誰にも供養されない故人のことを「無縁仏」といいます。もし、無縁仏になってしまうといったいどのようなことが起こるのでしょうか?そして、無縁仏にならないためにとることのできる対策とはどのようなものなのでしょうか?

今回は無縁仏について知り、無縁仏にならないようにできることについて見ていきましょう。

人は死ぬとどうなる?

死者は閻魔大王の審判で生まれ変わり先が決まる

死者は閻魔大王の審判で生まれ変わり先が決まる

無縁仏になった場合にどのようなことが起こるのかについて知る前に、まずは人が亡くなるとどうなるのかについて見ていきましょう。世界的に「人が死んだらどうなるか」というテーマへの回答は宗教や思想によってさまざまですが、今回は無縁仏がテーマであるため、仏教における考え方をご紹介します。

仏教では人が亡くなると、まず生前の行いをもとに7日ごとに閻魔大王の審判(裁き)を受けます。閻魔大王の審判は結果が出るまでに49日間の期間(回数にして7回)が必要とされており、その間亡くなった人の霊はこの世とあの世との間をさまよっている状態です。葬式の際に香典袋に「御霊前」と書くのは、亡くなった人がまだ霊の状態であるためです。

49日経って閻魔大王の審判の結果が出ると、亡くなった人の生まれ変わり先が決まるとされています。つまり、生前に善行を積んでいれば成仏し極楽浄土(天国)、逆に悪いことばかりしていれば地獄生まれ変わるというものです。ちなみに、浄土真宗の場合は阿弥陀様のお力で信じるすべての人が死後に極楽浄土に生まれ変わるという考え方です。

無縁仏になるとどうなるのか

もしも無縁仏になるとどういうことになるのか?

もしも無縁仏になるとどういうことになるのか?

このように無縁仏とは誰にも供養されない亡くなった人のことを指しますが、もしも無縁仏になると人間はどうなってしまうのでしょうか?ここでは、無縁仏になった場合に起こることについて見ていきましょう。

無縁仏になると長い間天国に行けなくなる

無縁仏は救いと無縁にこの世にさまよう

無縁仏は救いと無縁にこの世にさまよう

無縁仏は死後にもかかわらず誰にも供養されないため、仏様に救われることもなく、また生まれ変わり先さえも決まらないことからこの世にずっとさまよい続けることになります。そのため、無縁仏は長期的に天国に行くことさえできません。

仮に供養する人さえいれば、どこかの段階で極楽浄土(つまり天国)に生まれ変わることもできるようになります。なお、死後に地獄に生まれ変わった人も残された人たちが追善供養(成仏できるように祈る供養のこと)を行うことで、いつか極楽浄土に生まれ変わることも可能です。

だからこそ、無縁仏が救われるためには誰か供養してくれる人が不可欠といえるでしょう。

無縁仏はたたりをなすことも

無縁仏は時にたたりをなすことも

無縁仏は時にたたりをなすことも

さらに、誰にも供養されないということはお供えする人がいないということでもあるため、常に空腹でのども乾いている状態です。生きている人でも食べ物も水も摂らない状態では非常にイライラしたり腹を立てたりしますが、無縁仏の場合も同じでどんどん怨念(恨みや悲しみの気持ち)が募っていきます。ほかにも、誰も供養してくれる人がいないために寂しい気持ちが募るあまり、怨念が溜まっていくことも多いです。

怨念が溜まった無縁仏は、とどまっている場所を不用意に訪れる人などに憑りついたり、またたたりをなしたりするといわれています。「心霊スポットにはむやみに行くものではない」というのはよくいわれますが、無縁仏がさまよっているような場所についてももちろんいたずらに近づいてはいけません。

無縁仏とされるのはどのようなとき?

どういう条件で無縁仏とされるのだろうか?

どういう条件で無縁仏とされるのだろうか?

それでは、亡くなった人が無縁仏にされるのは、いったいどのようなときなのでしょうか?ここでは、無縁仏として扱われる場合について見ていきましょう。