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スメラミコトとは?日本神道の神話における天皇の呼び名について解説

スメラミコトとは?日本神道の神話における天皇の呼び名について解説

日本人にとって特別な存在である天皇ですが、古代では「スメラミコト」と呼ばれていました。ではなぜそのような名前で呼ばれるようになったのでしょうか。今回は興味をそそられるスメラミコトの意味や由来、いつから呼ばれるようになったのかなどについて詳しく解説していきます。

    スメラミコトとは?神道における天皇の呼び名

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    日本人にとって特別な存在である天皇の読み方の1つが「スメラミコト」である

    スメラミコトは古代日本における天皇の読み方の1つです。

    特に日本の神話や『古事記』、『日本書紀』など古代の文献で天皇のことに触れるときの呼び方で、初代天皇とされる神武天皇(日本神話の最高神とされる天照大神の末裔)も在位中は「ハツクニシラススメラミコト」と呼ばれていました。

    さらに神武天皇の後の天皇も亡くなった後に贈られた諡号(しごう:亡くなった君主などに贈る名前)にも「スメラミコト」が多く使われていました。

    「天皇」という表記そのものは7世紀後半に律令体制が成立する中で生まれ、701年の大宝律令(わが国初の本格的な国法)で確定しました。ただし、それでも当時は「てんのう」とは読まずそのまま「すめらみこと」と読んでいました。

    編集部

    編集部

    天皇家の祖先である天照大神についてはこちらもご参照ください

    スメラミコトの由来

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    スメラミコトの由来はどこにあるのか?

    「スメラミコト」という呼称の由来についてですが、残念ながらスメラミコトの由来は現在でもなお謎に包まれています

    ただ、確かなのは律令体制の成立以前から天皇に対する呼称として使われていたという点です。

    スメラミコトの由来にまつわる説はこれまでにもいくつか提示されてきましたが、知名度が高いのは以下のようなものといえます。

    「すめら」が「統べる」からきているという説

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    古事記など日本神話では天皇は神々から日本の統治をまかされた存在とされている

    最初にご紹介するのは『日本語源大辞典』(前田富祺/小学館/2005)に掲載されている、「スメラミコト」=「統べる尊い方」というものです。

    「ミコト」は、神話上の英雄であるヤマトタケルにもつけられているように、古代日本にまつわる文献では高貴な人の呼び方として使われています。

    そして、「スメラ」については「支配する、統治する」という意味を持つ「統べる」が転訛してできたとするものです。そこで「日本全体の統治者」という意味を込めて「スメラミコト」となったと説明されています。

    ただし、この説については奈良時代以前に使われていたとされる上代特殊仮名遣いの法則からするとそぐわないという異論もあるため、確定的とはいえません。

    サンスクリット語からきているとする説

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    お墓などで見かける梵字もスメラミコトの由来に関係あるとされている

    次に挙げられるのが、岩波書店から出版された『岩波古語辞典』(大野晋・佐竹昭広・前田金五郎編/岩波書店/1974)の中に掲載されているサンスクリット語からきているとする説です。

    ちなみに、サンスクリット語とは古代インドで使われていた言語で梵語とも呼ばれ、特にお墓に時折記されている文字として知られています。

    この説は、「スメラ」は古語で「皇」と表記し、それがサンスクリット語で須弥山(古代インドで世界の中心にあるとされた聖なる山)を意味する「スメール」からきているというものです。つまり、後ろに「ミコト」がつくことで「聖なる君主」を意味する「スメラミコト」となったという考えに立ちます。

    シュメールやヘブライに起源があるとする説

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    スメラミコトはジッグラトを建てたシュメールが由来なのか?

    古代史のファンたちを古くから魅了してきたのが、日本人の起源を古代文明発祥の地であるシュメール(現在のイラク南部)に求めるという説です。そして、「スメラミコト」もシュメールやヘブライに起源があるという説も昔からあります。

    シュメール人は紀元前3000年ごろに世界最古の文明を築いた人々として有名です。そして、シュメール人のうち、聖書にも登場するアブラハムからヘブライ人が生まれ、紀元前1000年前後にはダビデとソロモンによって現在のイスラエルに王国がつくられました。

    ソロモンの死後に王国は南北に分裂し、紀元前7世紀ごろにアッシリアやバビロニアによって滅ぼされた際に多くのヘブライ人が東に移動して、神武天皇(紀元前660年ごろ即位)を頂点とする古代日本の成立に関わったとしています。

    そして、「スメラ」がヘブライ語で「神を敬う」を意味する「スメル」がなまったものであることや、シュメールがなまったものであることを根拠に天皇が西アジアの起源であるとするのがこの説の骨子です。

    たしかにこの説は日本から非常に距離が離れているにもかかわらず、言語学的に一致する点や、年代的にヘブライ人の大移動と神武天皇の即位の時期がかぶるという点では一見すると説得力はあるでしょう。

    しかし、神武天皇の存在自体が歴史学では不明とされていることと、紀元前660年という年代が日本では縄文時代から弥生時代にかけての時期で、考古学から見て国家を営んだ形跡がないことから、確定性を持つには至っていません。

    以上のようにスメラミコトの語源は今までにいろいろな説が提示されてきましたが、どれもが決定打になっていないため、今もなお謎のままです。

    編集部

    編集部

    シュメール人が日本人の祖先であるという説についてはこちらも詳しいです。

    スメラミコトの意味

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    はたしてスメラミコトの意味とは?

    由来は今でも謎に包まれていますが、ここでは「スメラミコト」の持つ意味について見ていきましょう。

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