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ヤハウェ(エホバ)とは?聖書の唯一神について知ろう

ヤハウェ(エホバ)とは?聖書の唯一神について知ろう

ヤハウェとはユダヤ教、キリスト教、イスラム教で信仰される唯一神の名前です。新宗教であるエホバの証人が信仰する唯一神も実はヤハウェなのです。この記事では、ヤハウェが異なる宗派にどう解釈され、聖書ではどう捉えらているのか共通点と違いを説明しています。

    ヤハウェとは?聖書における唯一神の名前

    唯一神の名前は?

    ヤハウェとは、ユダヤ教で信仰されている唯一神のことです。ユダヤ教信者は畏敬の気持ちを込めて「アドナイ(わが主)」と呼びます。

    ヤハウェは実はユダヤ教だけの神ではなく、全人類の神でもあるとされています。

    ユダヤ教の聖典「タナハ」を元に書かれたキリスト教の旧約聖書の中では、全世界の創造神がヤハウェで宇宙の最高原理であり唯一神とされています。そしてヤハウェは、人間たちに自ら積極的に語りかける神であり、人間の内面はヤハウェの資質に似せて造ったとされているのです。

    ユダヤ教の影響を強く受けるキリスト教でも実際にはヤハウェとは呼ばず、父と子と聖霊の三位一体「ゴッド(神)」と呼びます。

    更に、ヤハウェを唯一神に持つイスラム教でも、実際に口に出して呼びかける時は「アラー(神)」なのです。

     ヤハウェは神聖四文字とも呼ばれる

    ヤハウェは神聖四文字とも呼ばれる

    ユダヤ教の聖典「タナハ」やキリスト教の「旧約聖書」にはヤハウェをヘブライ文字で「יהוה」と表記しています。

    ヘブライ文字「יהוה」は、なんと古代イスラエルでユダヤ人が王国を持っていた時代(西暦前597年バビロン捕囚が起こる前)に使われていた古代ヘブライ語がそのまま記されているのです。

    現代のヘブライ語やヘブライ文字と何が違うのかというと、一番は発音だと言われています。

    古代ヘブライ語はユダヤ人が国を失うきっかけとなった「バビロン捕囚」以降、古代中東の国際語であった古代アラム語と混ざり合い、変化しています。

    そして、ヘブライ文字は発音された言葉の子音を表音文字(一つの文字で発音や音節を表す)にするので、母音についての情報がありません。言語や文化に関する深い知識や語彙が豊かでなければヘブライ文字を読むのは難しいとされています。

    つまり、「יהוה」は現在のヘブライ語とは異なる発音であったことは明らかなのですが、死語となった古代ヘブライ語の正確な発音は今となってはどのようなものだったかわからないのです。

    そのため「יהוה」は、書き記すだけで「神」を表せることから「神聖四文字」と言われるようになりました。

    しかし、古代ヘブライ語の復元に関する最近の研究によると、神聖四文字を「Yahweh=ヤハウェ」と発音する説が有力となり、今ではその呼び名が主流となってきています。

    編集部

    編集部

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    ヤハウェの語源

    ヤハウェの語源

    古代ヘブライ文字で神聖四文字の「יהוה」は、キリスト教の旧約聖書「出エジプト記」で「私は在りて在るものである」と予言者モーゼに名乗った「私は在る=אֶהְיֶה(エィヤ)」から由来すると言われています。

    「エイヤ」から「ヤハウェ」へ変化した経緯には話し言葉が関係しています。

    予言者モーゼが耳にした「私は在りて在るものである」を人々に伝える時、主語を「彼は在る=יִהְיֶה(ヤハウェ)」に換えて「彼は在りて在るものである」としました。

    その後、説明を受けた人々は「彼は在る」の古代ヘブライ文字「יהוה(ヤハウェ)」を呼び名とし、現代では固有名詞として使われ続けていると考えられています。

    キリスト教におけるヤハウェ

    キリスト教,三位一体,図
    ゴッド(主)
    =三位一体(ヤハウェ+キリスト+聖霊)

    ・GOD=ゴッド(神)
    ・FATHER=ヤハウェ
    ・SON=キリスト
    ・SPIRIT=聖霊

    キリスト教では「ヤハウェ」を「ゴッド(ラテン語ではゼウス)」と呼び、日本語では「主」と訳されます。

    キリスト教には、ユダヤ教の聖典から書き写した「旧約聖書」と、予言者であり奇跡の体現者であったイエス・キリストが亡くなってから新たに書かれた「新約聖書」があります。

    このどちらの聖書でも「ヤハウェ」を信仰しています。しかし、新約聖書が作られてからは父(ヤハウェ、またはイエス・キリストの神格名)と子(イエス・キリスト)と聖霊(ヤハウェと共に人間の創造に携わった神格)は「三位一体の神=唯一神」とされています。

    つまり「ゴッド(主)=三位一体(ヤハウェとイエス・キリストと聖霊)」という考えなのです。

    この「三位一体」という考えが定着してから、キリスト教にとって「ヤハウェ」は神の名の他に、特定の神格という概念、2つの意味を持っているのです。

    イスラム教におけるヤハウェ

    イスラム,神,アラー,ヤハウェ

    イスラム教では「ヤハウェ」を「アラー(アッラーフ、アッラー)」と呼び、日本語では「神」と訳されます。

    「アラー(アッラーフ、アッラー)」という呼び名は、複数存在したアラビア土着神の中の名前であり、そのまま「ヤハウェ」を指し示す呼び名として使われているのです。

    イスラム教の聖典クルアーン(またはコーラン)は、ヤハウェの言葉を使徒であるジブリール(ユダヤ教ではガブリエル、キリスト教では大天使ガブリエル)が予言者ムハンマドへ啓示した内容が記されています。

    クルアーンは、ユダヤ教とキリスト教、二つの宗教の聖書についてもヤハウェの言葉が書かれた啓典として敬い、聖書そのものの存在を認めています。

    それはヤハウェが複数の予言者を通じて自らの言葉を伝えてきていたと捉えているからなのです。そして、ヤハウェが最後の啓示をするために予言者としてムハンマドを選び、最も言語としてわかりやすいアラビア語で人間に語り掛けた言葉が記された「クルアーン(コーラン)」は嘘一つない本物のヤハウェの言葉とされています。

    しかし、イスラム教のヤハウェは絶対的で、信者との関係は隷属的とみられることもあります。アラビア語の「イスラム」とはイスラム教では「己のすべてを引き渡す」という意味があり、「己の全てを神にゆだねている」状態の人を「ムスリム」というのです。

    こうした徹底した考え方は、ヤハウェによるものではなく、西アジアやアラブ諸国で古くからあった土着信仰の流れが強く影響しています。

    またクルアーンとは別に、予言者であったムハンマドの言葉や行動を記した「ハディース」という指針が人々の間で語り継がれており、クルアーンの次に正式な聖典とされています。

    しかし、ムハンマドを教祖としては崇めていません。イスラム教の始まった年は共同体(ウンマ)ができた西暦622年とし、ムハンマド誕生の年ではありません。つまり、ヤハウェの言葉を人類すべてに伝える媒体の役割を徹底しているのです。

    編集部

    編集部

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    ヤハウェを唯一神とする「エホバの証人」

    ヤハウェを唯一神とする「エホバの証人」

    エホバとは、新宗教であるエホバの証人が信仰している唯一神のことであり、ヤハウェの別名です。エホバの証人は、信仰する唯一神を自分達の母国語で神や主と訳して呼ぶこともありますが、親しみを込めて神の名「エホバ」と呼ぶことが多いです。

    1611年、当時のイングランド国王の命令で作られた「欽定訳聖書(きんていやくせいしょ)」と、1911年、改訂版である「アメリカ標準訳」があり、どちらも“Jehovah“(:dʒɪhóʊvə)=「エホバ」と記されています。

    エホバの証人の前身であったアメリカ合衆国の聖書研究グループ設立は1870年で、設立当時、英語で翻訳された聖書を参考に研究していたことが伺えます。

    実際にエホバの証人の現在の聖書「新世界訳聖書」ができるまでは、一般入手可能だったキリスト教会発行の聖書や「欽定訳聖書(きんていやくせいしょ)」と「アメリカ標準訳」を聖書として使用していました。

    しかし、同じ唯一神を信仰するエホバの証人とキリスト教では新約聖書への解釈が異なることで、しばしば論争や時には裁判が行われてきました。

    特にエホバの証人はキリスト教の三位一体を否定する立場を貫いています。キリスト教側も、エホバの証人が旧約聖書や新約聖書の内容を改ざんし、唯一神の言葉や戒律を正しく「新世界訳聖書」に記していないことは罪であるとしています。

    エホバの証人もキリスト教同様「救いとは唯一神エホバ(ヤハウェ)への信仰心だ」と説いていますが、組織の布教活動を熱心に行うことで「業から救済される」とも説いています。

    エホバの証人は、組織への帰属性が信仰と結びついていると言えます。

    ヤハウェについてまとめ

    唯一神の御名を追求するよりも崇敬の心

    ヤハウェの言葉はその時代の予言者を通して人類に伝えられ、一つの言葉をどう解釈するかは時代、地域、民族によって様々です。

    その名をみだりに呼ぶことや偶像崇拝を禁じた背景には、簡単に神の名のもとにむやみな契約し、都合の良い虚像ばかり信じて、人類が真実を見る機会を奪わないヤハウェの配慮とも解釈されることがあります。

    唯一神の呼び名については様々でしたが、これを機に、予言者を通じて残されてきたヤハウェの言葉をじっくりと考えてみるのはいかがでしょうか。

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