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天邪鬼(あまのじゃく)とは?性格を表す言葉の元になった妖怪を知ろう

天邪鬼(あまのじゃく)とは?性格を表す言葉の元になった妖怪を知ろう

「あまのじゃく」と聞くと、へそ曲がりでちょっとやかいな性格の人を思い浮かべますね。実は「あまのじゃく=天邪鬼」とは日本各地の民話に登場する妖怪のことだったのはご存知でしょうか。この記事では、古事記や日本書紀かから始まり、現代に至るまで、天邪鬼について詳しく解説します。

    天邪鬼(あまのじゃく)とは?

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    東日本各地の民話や説話に登場する妖怪

    天邪鬼(あまのじゃく)というと、一般的には、素直ではない、ひねくれている性格や態度を謂うときに使われている言葉です。

    ですが、もう1つ、重要な意味を持っていることをご存知でしょうか?天邪鬼(あまのじゃく)とは東日本各地の民話や説話に登場する妖怪なのです。

    つまり「天邪鬼」というのは、人を妖怪になぞらえて、言っている訳です。しかも、元はけっこうエグイ、罵り言葉だったと知ると、驚く人も少なくないと思います。

    それではこの「天邪鬼(あまのじゃく)」について詳しくご紹介していきます。

    天邪鬼(あまのじゃく)の由来

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    天邪鬼の由来とは?その正体、姿は曖昧。

    この天邪鬼(あまのじゃく)の由来を調べていくと、奥深いものがあります。

    古くは、日本書紀や古事記の時代にまで遡る必要がありますが、それ以降の日本の古典や昔話にも、たびたび登場します。ですが、その正体、姿は曖昧ですし、男なのか女なのかもよく判っていません。

    日本の天邪鬼(あまのじゃく)は記紀に由来する

     

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    「古事記」に登場する「アマノサグメ」(天探女)に由来する?

    天邪鬼(あまのじゃく)の名は、「古事記」に登場する「アマノサグメ」(天探女)に由来するといわれています。

    古事記の記述によれば、天照大御神のお言葉を伝える、雉の声を不吉と偽って、天若日子を死に追いやった、といわれています。

    天邪鬼(あまのじゃく)にまつわる諸説いろいろ

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    仏教では仁王や四天王に踏まれている小悪鬼

    室町時代の辞書に「あまのざこ、さしでがましい。干渉好きのお喋り、お喋り屋」とあることから、お喋り好きの女の子を罵る際に用いられていることに由来するのではないか、ともいわれています。

    民俗学の世界でも、天邪鬼が取り上げられることがあります。

    柳田國男は天邪鬼を「人間や神の望みを邪魔する、憎らしい存在だが、どこか滑稽味を帯びる」と定義しています。

    もう一方の民俗学の大家、折口信夫は天邪鬼を土地の精霊とし、土地を開拓する神の邪魔をする存在で、その起源は、芸能や狂言にあるとしています。

    仏教の説話にも天邪鬼は登場し、その場合は仁王や四天王に踏まれている小悪鬼のことを指します。

    この他、天邪鬼が神仏や、僧の行為を邪魔する存在として伝える物語が、日本各地の伝承に伝わっています。

    天邪鬼(あまのじゃく)は山と関係が深い

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    天邪鬼は山との関りが深い

    いろんな姿を見せる天邪鬼ですが、注目すべき共通点があります。山との関係が深い、ということです

    山のこだまのことを、アマノシャグ、アマンジャクと呼ぶ地方があり、天邪鬼を山中の怪とする地方があります。

    その他、珍しい奇妙な石や、山の起源とする物語などに因み、よく名前が登場するのです。山の怪奇現象「ヤマビコ」と同一視され、山父やサトリと同系統と位置づけられることもあります。

    もっとも有名な昔話の一つとして、「瓜子姫」の姫と敵対する者として、天邪鬼が登場することも、知られています。日本各地で、天邪鬼が山のなかへ逃げる結末を持つ伝承があることが、指摘されています。

    また同昔話で、これも地方によるのですが、天邪鬼と山姥を交互に代用されている点も興味深いです。この言葉巧みに姫や爺婆を騙す天邪鬼の正体は、山姥とする説もあります。

    天邪鬼(あまのじゃく)の正体

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    古事記以外の、古来の民族伝承や神話にも天邪鬼が登場する

    以上のように、天邪鬼は多面的な存在であります。

    分かっているのは、古事記の天若日子の章に登場するアマノサグメ」(天探女)に由来している、という点だけです。そもそも古事記が謎めいており、天探女についての具体的な解釈なども一切登場しません。

    他方で、古事記以外の、古来の民族伝承や神話にも、天邪鬼が登場します。その多くが、神々が世に幸福をもたらそうとした企てを欺き妨げた、というものです。

    かつて穀物は、その実を根元から穂先までいっぱいについていたのを、天邪鬼がそれでは人間に良すぎると手でしごいて実を落とし、ついでに穀物のまわりに雑草の種をまいた。一年中しのぎやすい気候だったのに夏と冬を造った等など。

    もう一つ。「鳶不幸(とんびふこう)」「雨蛙不幸(あまがえるのおやふこう)」という地方の奇譚(きたん)になぞらえ、親に反対ばかりする、へそ曲がりな子供を「あまのじゃく」と呼んでいたそうな。

    雨蛙は「アマンギャク」「アマガク」と呼ぶ地方があるのも注目に値します。

    こうした伝承や昔話に共通していえる、天邪鬼の性質は、神や偉人に逆らい、意地悪な性格であるが神と敵対するほどの力もなく、憎らしいが滑稽でもあり、最終的には神の正しさの引き立て役になるという点でしょうか

    編集部

    編集部

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    天邪鬼(あまのじゃく)な人とはどんな人?

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    へそ曲がりでただの意地悪な変人?

    長い人生、天邪鬼な人に遭遇することが、少なからずあると思います。特に、大企業や官公庁など、大組織に所属している場合には、なおさらでしょう。

    へそ曲がりの、ただの意地悪な変人も、勿論います。しかし一方で、社会的な実力者の中にも、天邪鬼な人がいるから、厄介なものです。

    この「どんな人が天邪鬼か?」という問いは、改めて考えると深いものがある気がします。

    基本的には「悪評」と言ってよい言葉です。しかし俗流に逆らうところに悪評も起こる、とも言われている通り、天邪鬼とは、当世の状況や動向を意に介さない、世間から屹立(きりつ)した存在、とも言い得るのかもしれません。

    (歴史上の人物でも、ソクラテスは、恐らく当時の人々から、天邪鬼な存在として、嫌われていたと思います。最終的には、その性格が仇となり死刑になりますし)

    「あの人は天邪鬼だ!」と誹るのは、簡単です。しかし、自分の了見が狭いから、そういう見方しかできないという可能性も、無きにしも非ずではないか。

    そんな風に考える筆者も、立派な天邪鬼なのかもしれません。

    天邪鬼(あまのじゃく)のまとめ

    世界各地で古くから伝わる風習・伝承(フォークロア)の中には、ある人物を動物や化け物に擬えて、より滑稽にインパクトを強くしたものが登場します。

    このような人物から化け物への「異化」や、その反対の動物や化け物を人間に擬える「擬人化」を使って物語り、風刺したりするのは、万国共通のフォークロアの手法です。

    これは推測の域を出ませんが、世界各地に、天邪鬼と同類同系の魔物が、数多くいるような気がしてなりません。天邪鬼という意味の「devil’s advocate」という英語もありますし。

    天邪鬼という存在「世の常識や良識に逆らい、いちいち意地が悪く、人の邪魔をする者」は、人類有史の営みの中で、切っても切れない、腐れ縁のようなものではないでしょうか。

     

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    編集部

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