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大天使ガブリエルとは?旧約聖書の神の言葉を伝える天使について知ろう

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大天使ガブリエルとは?旧約聖書の神の言葉を伝える天使について知ろう
スピリチュアル

ガブリエルとは?旧約聖書に登場する偉大な天使の一人

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大天使ガブリエルは、神の言葉を伝えるという役割を担っており「神の人」とされる偉大な天使の一人

ガブリエルとは、ユダヤ教「タナハの諸書」、キリスト教「旧約聖書の預言書」、イスラム教「クルアーン(コーラン)の天使2章97節」で予言者達に神(ヤハウェ)の言葉の解説や伝達を行った「神の人」のことです。

しかし「ガブリエル」と聞いて私たちが想像するのは、背中に羽を持ったキリスト教の「大天使ガブリエル」ではないでしょうか。

特に新約聖書「受胎告知の場面で、神の子であり予言者でもあるイエス・キリストをマリアが処女のまま身ごもったことを伝え祝福する大天使ガブリエルの姿は多くの絵画に描かれ広く知られてきましたね。

そんな「大天使ガブリエル」の存在が「キリスト教」、「ユダヤ教」、「イスラム教」それぞれでどのように捉えられているか詳しくご紹介しますね。

各宗教の聖典でガブリエルが初登場する章
  • ユダヤ教「タナハの諸書
  • キリスト教「旧約聖書の預言書」
  • イスラム教「クルアーン(コーラン)の天使2章97節」

キリスト教における大天使ガブリエル

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キリスト教では、ガブリエルは神の言葉を人間に伝える役割を担っている

キリスト教ではガブリエルを神の言葉を伝える存在として捉えられています。

聖書の中でもガブリエルは、困難からの救済が訪れる時期や神の言葉を聞き人々に伝える予言者の誕生を告げる場面に登場します。

例えば、旧約聖書の予言書にある「ダニエル記(9章)」では、バビロニアの捕虜となったダニエルが三大予言書の一つ「エレミヤ書」を読み神ヤハウェへ懺悔の祈りをしているとガブリエルが現れ、メシア(理想に叶った統治者)がやって来るまでの期間をダニエルに告げます。

新約聖書「ルカによる福音書」では、祭司ザカリアへ予言者ヨハネの誕生と、純潔な処女マリアにイエス・キリストの誕生を告げています。

また、具体的に「ガブリエル」の名は記されていませんが新約聖書「ヨハネの黙示録」で予言者ヨハネに神のことばを告げていた天使はガブリエルだと考えられています。

ちなみにキリスト教では、人間の死後、魂が受ける最後の審判の時、ラッパを吹き鳴らし死者を蘇らせる役割を担っているのもガブリエルとされています。

キリスト教における大天使ガブリエル
  • 神の言葉を伝えるメッセンジャー
  • ラッパを吹き鳴らし死者を蘇らせる役割を担っている

イスラム教における大天使ガブリエル

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キリスト教と同じくイスラム教でもジブリールは天使の中でも最高位に位置づけられている

イスラム教でもガブリエルは神の言葉を予言者に伝える存在として捉えています。予言者ムハンマドへ神ヤハウェの啓示した内容をガブリエルが伝えたと、イスラム教の聖典「クルアーン(コーラン)の2章97節」に記されています。

ちなみにガブリエルはイスラム教の聖典「クルアーン(コーラン)」ではアラビア語で「ジブリールと記されています。

イスラム教における天使の概念は、ユダヤ教やキリスト教の影響が強いとされていますが、「クルアーン(コーラン)」では最後の審判でラッパを吹き鳴らし裁きが下った知らせをする役割を行う天使の名はなく、ガブリエルとは明記されていません。

しかし、イスラム教には聖典「クルアーン(コーラン)」の他に、ムハンマドの言葉や行動を書き記した第二聖典ハディース」があり、その中でイスラフィール」という音楽を司る天使がラッパを吹き鳴らすと記されています。しかし、「イスラフィール」の役割は再生よりも肉体と魂を分け、死を管理する役割を担っているのです。

イスラム教においてガブリエルは「予言者へ神の言葉を伝える」存在として徹底されていることが伺えます。

イスラム教における大天使ガブリエル
  • 神の言葉を予言者に伝えるメッセンジャー
  • 最後の審判でラッパを吹き鳴らしたり、魂の再生には関わらない

 ユダヤ教における大天使ガブリエル

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ユダヤ教のガブリエルは「神の人」

ユダヤ教でもガブリエルは、ユダヤの民が直面した苦難からの救済や、神(ヤハウェ)の言葉を伝える予言者の誕生を知らせる重要な存在として捉えられています。しかし、ユダヤ教におけるガブリエルの在り方は具体的で、紀元前10世紀頃にメソポタミア南東部(現在はイラクの一部の地方)に移り住んだ遊牧民を祖先に持ち、天文学と占星術に長けたカルディア人を起源とする考えや、メソポタミア(現在のイラクとクゥェート)に住んでいたシュメール人の神だったという話もあるのです。つまり、ガブリエルは「神の人」という意味合いが強いのです。

またユダヤ教では、神から伝えられた「生活や信仰の元」になる法律を口伝えしてきた「口伝律法」が存在しています。しかし大きな戦争を経て、口伝えが難しくなり、文字に起こされバビロニア・タルムードと呼ばれる書物となりました。このバビロニア・タルムードは、ユダヤ教の多くの宗派で現在聖典として認められています。

バビロニア・タルムードの「アガータ」には私たちが良く知る有名なお話が多いですね。

予言者モーゼの命が地上ではあと1日となったとき、十三巻の文書をモーゼが完成させられるように神(ヤハウェ)が太陽の動きを遅くしたお話は耳にしたことがある方も多いでしょう。そう、このお話にもガブリエルは重要な役割で登場するのです。

モーゼが無事、十三巻の文章を書き終える頃ガブリエルが現れ、出来上がった文書を天界の裁判所に持っていきます。その後、ガブリエルは死の床にいるモーゼを慰め、寝台を用意します。具体的に死を看取る行動が描かれています。

ガバラ神学の寓話と角笛吹き祭りに登場する角笛(ラッパ)

ここでユダヤ教聖典から離れてガバラ神学の寓話を見てみましょう。

カバラ神学では、魂は個体の記憶の集合体であり、唯一神はすべての生命に内在し、ただ唯一神様は永遠の魂(命の木)である。個体が善悪を分かち、銘々の記憶は神様へ帰っている。神様はただ記憶を収集し、善悪を分かたない。神様では、善の記憶が再創造の素材になり、悪の記憶がなくなる。

カバラではそのような寓話がある:毎年贖罪の日ではすべての生命は死んで、生き返り、悪もなくなる。ーWikipedia「ユダヤ教」よりー

ガバラ神学の寓話では、ユダヤ歴の新年をお祝いする「角笛吹きの祭りローシュ・ハッシャーナー)」から断食を行う「贖罪の日ヨム・キプル)」までの間に、全ての生命は死に全ての記憶は神様の元へ帰り、「贖罪の日ヨム・キプル)」から「光の祭りハヌカー)」までの間に神は全てを再構築して善の記憶だけ全ての生命に帰ると言っているのです

魂を神に返す始まりと言われる「角笛吹きの祭りローシュ・ハッシャーナー)」では、ユダヤ教のラビ(キリスト教の神父のような指導的立場の者)が角笛(ラッパ)を吹き鳴らすのです。

ユダヤ教における大天使ガブリエル
  • 神の言葉を伝えるメッセンジャー
  • 天文学や占星術に優れたカルディア人を起源に持つ「神の人」、またはシュメール人の「神」
  • 最後の審判でラッパを吹き鳴らしたり、魂の再生には関わらない
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