先負の日の意味とは?
先負(せんぶ/せんぷ/せんまけ)とは、六曜のひとつで、「先んずれば即ち負け(急いで行動を起こしても良いことはない)」という意味があります。
先負の日はどんな日?
先負の意味を考えると、先負の日は、急いで行動するより静かに待った方が良いという日になります。
したがって、午前中に行動するのは凶となり、正午以降に行動することで吉となる日となります。
日常生活では、午前中から行動する人の方が多いとは思いますが、先負の日の休日などは、ゆっくりと午後から行動を起こしてみるのも良いかもしれません。
先負の日にやってはいけないことは?
先負の日は、吉日と凶日で言えば、凶日として考えられています。
ここでは、先負の日にやってはいけないことを中心に、具体例を挙げながらご紹介していきます。
先負の日の宝くじ
先負という漢字を見ると、「負」という字が入っていますので、宝くじなどを買う日としては、あまり好ましくありません。
しかし、先負の日に宝くじを買ってはいけないということではありません。
先負の日は、午後に行動することで吉となりますので、先負の日に宝くじを買うのであれば、午後がオススメとなります。
実際に当選するかどうかは、運次第ということになりますが、少しでも縁起を担ぎたいのであれば、午後に購入するようにしましょう。
先負の日の引越し
先負の日の引越しは、午後がオススメとなります。
先負の日は、午後に行動を起こすのが吉となりますので、引越しを行う時間帯は、正午以降が良いということになります。
午後に時間を作ることができないという人は、別の日の引越しを考えるのが無難です。
先負の日の結婚・入籍
先負の日の結婚や入籍は、午後に行うのが吉となります。
結婚式というと、同じ六曜の中では「大安の日」が最も良いとされていますが、先負の日の午後は、大安と同じくらい縁起が良いとています。
また先負の日は、大安の日より式場の予約がとりやすく、割引などの特典もあるという利点もあります。
結婚式を挙げるのが、午後でも問題ないという人にはオススメです。

編集部
先負の日の法事・葬式・通夜
先負の日の法事・葬式・通夜に関しては、問題ありません。
また、先負の日は午後が吉となり、法事・葬式・通夜は、縁起を担ぐ行事ではないので、時間帯を気にする必要もありません。
どうしても運勢が気になってしまう人は、午後から法事を行うようにしましょう。
ちなみに、先負の逆である先勝の日は、通夜を避ける傾向があります。
その理由は、先勝の次の日が友引(ともびき)となり、多くの火葬場が休場となりますので、葬儀を行うことができないためです。

編集部
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先負の日の納車・大きな買い物
先負の日の納車や大きな買い物については、全く問題ありません。
ただ先負の日は、午後が吉となりますので、少しでも縁起を担ぎたいという人は、午後の時間帯に納車や大きな買い物を行うと良いでしょう。
先負の日以外の六曜は?
ここで、簡単に他の六曜についてもご紹介します。
六曜 | 意味 | 吉の時間 | やってはいけないこと |
---|---|---|---|
先勝 | 先んずれば即ち勝つ | 午前中(14~18時は凶) | とくになし |
友引 | 凶事や厄事が友に及ぶ、勝負事は引き分けとなる | 基本的に吉日だが、11~13時まで凶 | 法事・葬式など |
仏滅 | 仏も滅するような大凶日 | 基本的に凶日だが、新しいことを始めるのは吉 | 結婚式や入籍、大きな買い物 |
大安 | 大いに安し。最も縁起がいい日 | 一日を通して吉 | 法事や葬式 |
赤口 | 「赤舌日」が由来、何もしないほうがいい日 | 午前11時から午後1時までのみ吉 | お祝い事、火事や刃物に注意 |
なお、縁起が良い日とされる順番は、「大安→友引(先勝)→先勝(友引)→先負→赤口→仏滅」となります。
まとめ:先負の日は正午から行動しよう!
先負の日の午前中に行動することは凶です。
なるべく午後から行動するように心がけましょう。
また、午前中にツイていなくても、午後になるとツキがやってくる可能性もあります。
そういった意味では、先負の日は午後に希望を持てる日であるとも言えます。
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