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神階(しんかい)とは?神道における位階を指す言葉の意味を解説

神階(しんかい)とは?神道における位階を指す言葉の意味を解説

神階(しんかい)とは、神道における神様に授けられる位階(位の高さや階級)を指す言葉です。この記事では神階の詳しい意味や3種類ある位階について、神社の格式を表す社格との違いについても解説しています。神様に階級を授けるというと違和感がありますが、その点についても説明します。

    神階(しんかい)の意味

    正一位,勲一等,最上位,賀茂別雷神社

    「正一位勲一等」という最上位を授けられた賀茂別雷神社

    まず、日本における「位階(いかい)」とは政治行政制度によって定められた、個に対して授けられる地位や身分、階級の指標の様なものです。位階は人に対しても神に対しても区別なく授与され、神に授けられたものが特に「神階(しんかい)」と呼称されました。元々が律令制度(王を中心として人民を治めるルール)に基づいたものなので、「王=天皇」から授けられると考えれば良いでしょう。神様に天皇が何かを授けるというのは現代からすると何となく違和感がありますが、当時天皇は「天子様」と呼ばれ、天命を受けて天下(=世界)を治める者という認識であったので、天の意志を受けて、神様に神階を授けるという理解をすれば良いでしょう。

    仕組みは人間に対する位階と同じですが、神様に授与されるものは全体の位階の中でも上位のものが授けられました。また、皇祖神(皇室の先祖とされる神)は位階を超越しているため授与できないというルールがありました。

    ポイント

    • 神階とは位階のうち特に神に対して授けられるものの呼称
    • 仕組みは人間に対する位階と基本的に同じだが、全体の中で上位の位階が授けられる
    • 皇祖神は位階を超越した存在であるため、授与することが出来ないというルールがある

    神階は3種類ある

    一品,伊佐奈岐命,祭神,伊奘諾神宮

    一品を授けられた伊佐奈岐命を祭神とする伊奘諾神宮

    神階は人間に対する位階と同じで3種類に分けられます。一つは「文位:ぶんい(ただ単に位階という場合はこれを指す)」で基本となる地位を表します。神階においては、正六位上から正一位まで(各位で正・従・上・下などさらに細分化される)で15の文位があります。ちなみに人においては、少初位下から正一位まで、30の分位があります。

    二つ目は「武位:ぶい」で勲等・勲位とも呼ばれます。こちらは武勲(戦場における勲功)をあげた者に授与された位で戦場において霊験を表した神様に授けられましたが、次第にそれに関わらず授与される様になりました。こちらは勲十二等から勲一等までの12の武位があり、人も神も同じ範囲で授けられました。

    三つ目は「品位:ほんい」で、こちらは人間では皇族の内、親王や内親王に対して授けられる位で一品から四品まであります。品位は神様に授けられた例はほとんど無い様です。吉備都彦命(きびつひこのみこと)に二品、伊佐奈岐命(いざなぎのみこと)と八幡比咩神(やはたひめがみ)に一品が授けられた例が見られます。

    文位・位階 基本となる地位・階級 正六位下上から正一位までの15位階
    武位・勲等・勲位 武勲をあげた者に授けられる位階 勲十二等から勲一等までの12等
    品位 皇室(親王・内親王)に授けられる位階。神に授与された例はあまり無い。  吉備津彦命に二品・伊佐奈岐命、八幡比咩神に一品

    ポイント

    • 神階には3種類、「分位・位階」「武位・勲等・勲位」「品位」がある

    神階と社格の違い

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    神階正一位、社格は律令国で一番有力とされる一宮がつけられた「住吉大社」

    神様に関係する格付けの制度として「社格」というものがありますが、「神階」との違いについて簡単に解説します。「社格」は神社(組織体として)の格式を表しており、朝廷によって神社毎に定められていました。神階は神様個々に対して授けられる名誉の称号の様なもので、直接の待遇(国家からの扱い)に関わる社格の方が重視されていました。

    ポイント

    • 社格は神社(組織体として)の格式、神階は神様個々に授けられる地位や階級
    • 名誉を表す神階よりも実質的な待遇に関わる社格の方が重要視された
    編集部

    編集部

    神社の社格も神階も高い神様住吉さんについての記事はこちら

    神階についてまとめ

    神階とは、個々の神様に対して授けられる位階(地位や階級)の事です。神様に何かを授けるというのは現代からすると違和感がありますが、天意の代行者であるとされた天皇が天の意志に基づいて授与したと考えれば良いでしょう。

    ライターメモ

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