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「インナーチャイルド」とは?心の内側にいるもう一人のあなたについて

「インナーチャイルド」とは?心の内側にいるもう一人のあなたについて

インナーチャイルドとは自分の心の内側にいる隠された人格の名前です。実は幼少期からこのように内側に人格を秘めており、大人になってそれに悩まされている人は少なくありません。本記事ではインナーチャイルドの正体や向き合い方について解説していきます。

記事の目次

  1. 1.インナーチャイルドとは?
  2. 2.インナーチャイルドが生まれる原因
  3. 3.インナーチャイルドセラピーについて
  4. 4.インナーチャイルドの声をきく
  5. 5.インナーチャイルドとゆっくりと、共に進む。

インナーチャイルドとは?

眠る子供
Photo byddimitrova

インナーチャイルドは日本語では「内なる子ども」と訳されます。これは人の心の内側にある人格を指しており、その形成は幼少期から様々な経験を通して形成されていきます。

多くの人は小さいうちから自分の心の中に「もう一人の自分」を秘めています。本記事ではそんなインナーチャイルドについて解説していきます。

インナーチャイルドの起源

聖書を読む子供
Photo byFree-Photos

インナーチャイルドは元々心理学で使われる言葉ではなく、その起源は1993年に出版された本「インナーチャイルド~本当のあなたを取り戻す方法」だと言われています。

この本が出版されたことで初めて日本でインナーチャイルドの概念が認知されるようになり、その本のタイトルを取ってインナーチャイルドと呼ばれるようになったのです。

本書は自身がアダルトチルドレンだという著者ジョン・ブラッドショーがインナーチャイルドという概念を頼りに自分の心理状態を癒していった過程が書かれていることが特徴です。

インナーチャイルドが生まれる原因

目を閉じる女性
Photo bywhoismargot

人は外界に適応するために作られる表向きの自我と、本来自分が持っている内なる自我を併せ持っています。本当に幼い時にはまだ自我は一つしかありません。

しかし家族や学校といったコミュニティでの生活の中で、自分がありのままでいると周囲と摩擦を生じたり、他人から否定されたりしてしまうということを学びます。そういった問題を起こすことなく円滑に社会生活をするため、少しずつ表向きの自我を作って周囲に溶け込もうとするのです。

しかしこの表向きの自我と内なる自我が違えば違う程、自分の心の中で摩擦を生じ、精神的な痛みを生むことになります。

インナーチャイルドセラピーについて

積み上げられた石
Photo byPublicDomainPictures

インナーチャイルドを抱えたまま大人になった人のことをアダルトチルドレンと呼び、アダルトチルドレンの心を癒す方法の一つにインナーチャイルドセラピーがあります。

ここではインナーチャイルドセラピーの方法について解説します。

やり方・手順

透明な容器
Photo byMareefe

インナーチャイルドセラピーの中では自分の奥底に閉じ込められていた本当の自我を呼び起こすこともあり、感情が激しく変化します。その作業には膨大なエネルギーを必要とするほか、あまりに大きい気持ちの変化に困惑することもあります。

しかしどんな感情が湧きおこっても気にせず全てを吐き出すこと、それを受け入れることが重要です。インナーチャイルドセラピーの具体的な手順は以下のようになります。

①安全な場所の確保

手の上に乗った家
Photo byTumisu

まず必要なのはセラピーを行ってもよい安全な場所です。

安全な場所とは自らの感情を誰からも否定されず、自分の本当の思いを遠慮なく吐き出し、それを共有出来る場所のことです。インナーチャイルドは本人でもその声を聞きとれないため、セラピーの途中ではどんな感情が飛び出してくるかわかりません。ですのでどんな感情でもありのままに吐露できる場所を確保する必要があるのです。

吐露される感情を聞く側の人間はそれを否定も肯定もせず、ただありのままに受け入れて共有することが求められます。

②自覚する

目を見開く子供
Photo byBessi

感情を吐き出す前にまず、自分がアダルトチルドレンであるということを自覚する必要があります。

そのプロセスとして、子どもの頃の親を始め重要な大人との関りを通して染みついた思考や行動の習慣が無いかを確認するというものがあります。

例えば両親が厳しく、些細なことでひどく怒るような家庭に育った場合、子どもは自然と親から怒られないことを第一に考えて行動するようになります。そして他人、特に大人の前では他人に好かれるよう良い子でいなきゃならないという思考が染み込んでいきます。

そしてそのまま大人になるので、他人の前ではどんな自分を装えば嫌われずに済むかばかりが気になり、自分の素を見せることが出来なくなってしまいます。

よくあるアダルトチルドレンの例ですが、この場合周りの反応を怖れるあまり良い子を演じているため、本来の自分の感情を心の中に閉じ込めたままになっています。これによって苦しんでいるなら、自分がインナーチャイルドを抱えたアダルトチルドレンだということを受け入れる必要があるのです。

③嘆きの作業

泣く赤ん坊
Photo byreidy68

否定される心配のない安全な場所を確保し、自分がインナーチャイルドを抱えていることに自覚が持てたら、次は子供の頃からずっと抑え込んできた本来の自分を全て吐き出す段階に入ります。

この時重要なポイントは心の底から誰にも遠慮しないことです。インナーチャイルドは自身が幼少期から抑圧し続けてきた本来の自分であり、子供としての幸せを子供の時に享受できなかった寂しさをずっと隠し続けてきた結果生まれた存在なのです。

ですから「親の言うことも正しかった」などといってインナーチャイルドの形成に関わった人を庇ったり、今更どうすることも出来ないと諦めてしまうことはインナーチャイルドの声を聞くことから逃げることにあたるため、効果は何分の一にもなってしまいます。

どんな感情が湧きおこるとしてもその感情をありのままに、全て吐き切ることだけを意識しましょう。

④癒しの作業

抱き合う親子
Photo bysatyatiwari

溜め込んでいた感情を全て吐き出した後は、インナーチャイルドを認め、受け入れる段階に入ります。

インナーチャイルドは自分の声を宿主に聞き入れてもらえないことでずっと苦しみ、傷つき、孤独に我慢してきました。ここではそんなインナーチャイルドを慰め、改めて受け入れる作業を行います。

やる時のポイントは自分がインナーチャイルドにとって理想の親として振舞うことです。

具体的な方法としてはまず自分と全く同じ体験をしてきた子供が目の前にいるとイメージし、その子供が話す全てをフラットな姿勢で受け止めます。

それから本当は親にどうして欲しかったか、どう言って欲しかったかなどの本音を聞き、その要求をすべて聞き入れ、イメージの中でそれを実行します。つまり自分がその子供にとって理想の親になってあげるのです。

これはセルフセラピーでも出来ますが、グループで行うとさらに効果的です。親としてインナーチャイルドにどんな言葉をかけたらいいのか自然に浮かぶ人ばかりではありません。ですがグループセラピーなら理想の親の役を他のメンバーにやってもらい、実際に声をかけてもらうことが出来るため、声掛けの仕方がわからない人でも癒しの作業が可能になります。

⑤人間関係の再構築

繋ぎ合う手
Photo byAnemone123

インナーチャイルドを理解し、その声を聞き入れて癒してあげることで、インナーチャイルドを元の状態・ワンダーチャイルドに戻すことが出来ます。そこまで出来たら再スタートを切る段階です。

これから自分がどう生きたいかを問いかけ、今自分が持っている信念がそのために必要なのか再検討します。十分に癒された状態であればその過程で今の自分を本当の意味で大切にするための信念を再構築することが出来ます。

インナーチャイルドの声をきく

インナーチャイルドは本人でさえその存在に気付かない程心の奥深くに閉じ込められているため、その声を聞くのは容易ではありません。

インナーチャイルドの声とはいわば自分の深層意識が発しているSOSです。そしてそのSOSは今の自分の苦しみという形で表れます。

ですから一見難しそうでも諦めず、今自分は何に苦しんでいるのか、今は過去のどんな経験から影響されているのか、小さい頃に大人からどんな影響を受けたかなどの手がかりを頼りにSOSの発信源を突き止めることで、インナーチャイルドに出会うことが出来ます。

インナーチャイルドとゆっくりと、共に進む。

草原に立つ少女
Photo byJillWellington

なかにはインナーチャイルド自体を受け入れることにどうしても抵抗を感じる人もいるかもしれませんし、そもそも自分の心の声を無視することが当たり前な生き方を何年もしてきた人にとって自分のインナーチャイルドを受け入れるという概念自体を理解できないことさえあります。言葉で聞いても経験が無いため体が動かないのです。

インナーチャイルドを受け入れるということは本当の自分を受け入れるということです。それは精神的に大きな労力がかかる作業ですが、時にカウンセラーやセラピストの助けを借りながら乗り越えていくことで、自分が自分自身に対して更なる痛みを生むことを防ぐことが出来るのです。

またインナーチャイルドに打ち勝とうとしてはいけません。インナーチャイルドは時に子供じみた甘えのように感じられることもありますが、それは子供の時からずっと何かに飢えていたり、欠乏していたりしている証拠なのです。

今その事実に勇気をもって向き合い、インナーチャイルドを自分を作っている一部だと認識したうえで共に歩んでいく姿勢が重要です。インナーチャイルドの声を聞き入れることが、自分を本当の意味での幸せに導くための第一歩になるのです。

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