神明(しんめい)とは?天照大神、豊受大神の別称について解説

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神明しんめいとは?天照大神、豊受大神の別称について解説
神道用語

神明(しんめい)とは、日本の神道の「神」を指します。特に「神明」で指す「神」は、天照大神(あまてらすおおかみ)豊受大神(とようけのおおみかみ)です。今回は「神明」の意味や、神明が祀られている神社などを解説します。

神明(しんめい)の意味

神明とは

神明とは日本神道における「神」、特に天照大神と豊受大神を指した別称

「神明」は、太陽神である「天照大神(あまてらすおおかみ)」と穀物を司る(農耕)神である「豊受大神(とようけのおおかみ)」のことを指します。

良く約束事の誓いの言葉で「天地神明に誓って~」と言いますが、空に浮かんでいる太陽の神である天照大神(天)と、土地の穀物や食べ物の収穫を祈る豊受大神(地)の前で物事の約束事を誓いますよという誓いの言葉として、昔から使われていました。

ポイント

・神明とは、太陽を照らし続けてくれる天照大神と穀物(農耕によって得られる食料)を与えてくれる豊受大神の別称です。

編集部
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天照大御神を主祭神とする神明神社

神明神社

神明神社

神明神社とは、三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮を総本社とする神社のことです。通称「お伊勢さん」と言われており、天照大神を主祭神として祀っている神社です。

神社本庁によると、神明神社が分霊した神社は日本全国に約4,500社あると言われています。神使(

しんし)は鶏で、鳥居などの造り、祭事は伊勢神宮と同じ流れを持っています。

古くは皇室の祖神(皇祖神)として、天皇、皇后、皇太子以外の奉納は禁止されていましたが、今では信仰する人々に親しまれ、厄災除けや、その年一年の収穫物の豊作を祈願する神社となりました。

また、伊勢神宮総本社には「古事記」や「日本書記」などに記されている、天照大神が天岩戸に雲隠れした際に、青銅器などの鋳型(いがた)を使って鏡を作る技術に精通した伊斯許理度売命(いしこりどめのみことが作った三種の神器のうちの「八咫鏡」が祀られています。

ポイント

・神明神社とは三重県伊勢市にある伊勢内神宮を総本社とする神社の事です。

・古くは皇祖神として一般客の参拝は禁じられていましたが、今では厄除けや豊作祈願の神社として親しまれています。

編集部
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伊勢神宮に代表される神明造

神明神社

神明神社

伊勢神宮に代表される神明造は、出雲大社の「大社造」や、住吉神社の「住吉造」と共に、最も古い神社建築様式だとされています。

構造は堀立柱(ほりたてばしら)平入(ひらいり)切妻造(きりつまづくり)という三つの造りになっており、

弥生時代の遺跡の柱の遺構が神明造の配置に似ており、弥生時代の高床式倉庫が発展したものだと考えられています。

堀立柱(ほりたてばしら)

左右対称であり、左右方向に偶数本の柱が設置され、礎石や土台がない土にそのまま柱が植え付けられています。

平入(ひらいり)

棟と並行して、凹凸のない造りになっている壁を指します強度の高い板で作られており、扉は2枚の戸が左右の端部を軸に中央から回転する観音開きで作られています。床は通風性を重視した、高い構造の床です。

奥行きより、造りの幅が大きいのが特徴です。穀物の代わりに神宝を納めるために設計されたと言われています。

切妻造(きりつまづくり)

屋根の形状で、屋根の最長部にある棟から地上に向かって二つの傾斜面が山状になっている屋根を指します。

これら三つの造りと円柱の柱や神社や宮殿の棟木の上に飾られている鰹木を除き、直線的な外観が特徴となっています。

ポイント

・神明造は、出雲大社の「大社造」や、住吉神社の「住吉造」と共に、最も古い神社建築様式であると言われています。

・堀立柱、平入、切妻造の三つの構造からなる神明造は、直線的な外観が特徴となっています。

編集部
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神明についてまとめ

作物,恵み,太陽,天照大神,大地,豊受大神

作物の恵みは太陽を司る天照大神と大地を司る豊受大神によって護られている

太古の神々が登場する日本神話から、今までその年の農耕が厄災に見舞われる事なく豊作である事を祈願し、親しまれてきた天照大神と豊受大神。

私達は神明と呼ばれるこの二神がいなければ生きてはいけないと神道では信じられてきました。それは太陽を司る天照大神の働きによって作物が育ち、大地を司る豊受大神の働き(農耕)によって人々に安定した恵みが与えられ、護られていると信じられてきたからです。

2017年の伊勢神宮の参拝客は880万人とも言われ、神道への信仰心の深さが伺えます。

これからも、二神に護られていることを忘れることなく、感謝の気持ちをもって生きて行きたいですね。

ライターメモ

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