謹賀新年・恭賀新年の意味や使い方について解説!「賀正」との違いは?

謹賀新年・恭賀新年の意味や使い方について解説!「賀正」との違いは?
謹賀新年・恭賀新年の意味や使い方について解説!「賀正」との違いは?
正月

 

謹賀新年・恭賀新年の意味や使い方について解説!「賀正」との違いは?

謹賀新年・恭賀新年の意味や使い方について解説!「賀正」との違いは?

2018年も締め括りの時期に入ってきました。皆さんも年賀状の作成や大掃除など新しい年を迎える準備に忙しいでしょう。

さて、年賀状については、特に日ごろビジネスでお世話になっている方に送る場合が多いのではないでしょうか?だからこそ、年賀状を作成して上司などに送る際には社会人としてのマナーをきちんと守ることが求められます。特に大切なのが、年賀状などで使われるおめでたい決まり文句である賀詞(がし)をうまく使いこなせるかどうかです。

今回は賀詞の中でも定番とされる「謹賀新年」や「恭賀新年」、「賀正」などについて見ていきましょう。

謹賀新年・恭賀新年の意味と使い方

謹賀新年の意味

謹賀新年の意味

謹賀新年の意味

最初に「謹賀新年」から見ていきましょう。読みは「きんがしんねん」で、「謹(つつし)んで新しい年をお祝い申し上げます」という意味で使われます。

特に「謹んで」という語が入っていることから、単に新しい年の到来をお祝いするだけではなく、相手に対する敬意や深い礼儀の気持ちが込められた賀詞です。

恭賀新年の意味

恭賀新年の意味

恭賀新年の意味

次によく使われるのが「恭賀新年」です。読みは「きょうがしんねん」で、「恭(うやうや)しく新しい年の到来をお祝い申し上げます」という意味で使われます。

「恭しく」の語が「礼儀正しく」という意味を持っているため、相手に対して礼儀を尽くす意味で使ううえでおすすめです。

使い方とマナー(上司や目上の人に使うもの)

使い方とマナー(上司や目上の人に使うもの)

使い方とマナー(上司や目上の人に使うもの)

「謹賀新年」や「恭賀新年」は具体的にどのように使い方が適切なのでしょうか?

「謹賀新年」や「恭賀新年」などの賀詞は、年賀状を含めて年始の挨拶を書き言葉でする際に必ず最初につけるのが作法です。そして、上司や目上の方に対する賀詞は必ず4文字のものを使うようにしましょう。これは、目上の方に対する尊敬や礼儀の気持ちを示すためです。

賀詞の後は昨年お世話になったことのお礼や新年の抱負、相手の健康や幸福を祈る文章などを続けるようにしましょう。この際の注意点として、「去年」といった正月特有の忌み言葉を使わないようにすることや、賀詞と同じ意味の言葉で続けないようにする(「謹賀新年 新春をお祝い申し上げます」など)といったものがあります。

ポイント

  • 「謹賀新年」は相手への敬意をこめて「謹んで新年のお祝いを申し上げます」という意味で使われます。
  • 「恭賀新年」は相手への礼儀をこめて「恭しく新年のお祝いを申し上げます」という意味で使われます。
  • 目上の方へ賀詞は必ず4文字のものを用います。
  • 賀詞と同じ文章で続けないことや正月特有の忌み言葉を使わないようにします。

編集部
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2018.06.03

賀正や迎春との違いは?

賀正や迎春との違いは?

賀正や迎春との違いは?

年賀状に記す賀詞にはほかにも「賀正」や「迎春」といったものもありますが、「謹賀新年」や「恭賀新年」とどのような点で異なるのでしょうか?ここでは「賀正」や「迎春」との違いも見ていきましょう。

賀正や迎春は部下や同僚に使う

「賀正」や「迎春」は、基本的に部下や同僚といった自分よりも目下の方に対して使うのが作法です。「賀正」などの2文字の賀詞は「新年をお祝いします」と簡単に述べる意味があるため、目上の方に敬意を表して使うには物足りないためです。このため「賀正」や「迎春」を目上の方に使うのは失礼とされています。

加えて「賀」や「寿」といった1文字の賀詞も、2文字の場合と同じように簡略的なものであるため、目上の方に使わないようにしましょう。

上記の動画でも「謹賀新年」や「恭賀新年」と、「賀正」や「迎春」の使途の違いが説明されていますので、あわせてご覧になってください。

ポイント

  • 「賀正」や「迎春」は部下など目下の方に対して使います。
  • 目上の方に対して使うのは逆に失礼にあたります。
  • 1文字の賀詞も目上の方に対しては使いません。

年賀状は松の内までに届けよう

年賀状は松の内までに届けよう

年賀状は松の内までに届けよう

さて、年賀状は相手に届ける期間も重要です。特に日ごろお世話になっている方に送る場合であれば、なるべく元日に届くようにするのが礼儀とさえいわれています。

もし、元日に届くようにするのが難しいということであれば、遅くとも松の内の期間のうちに届くようにしましょう。「松の内」とは、古くから家の門前に門松などを立てて正月をお祝いする期間のことです。言い換えれば、正月気分を存分に楽しむための期間といって良いでしょう。

2019年の松の内はいつまで?

2019年の松の内はいつまで?

2019年の松の内は1月7日まで

それでは2019年の場合、松の内はいつまでなのでしょうか?一般的には松の内は1月7日までとされており、2019年も例年通り1月7日までとされています。

ただし、関西の場合はもう少し長く、旧暦の正月に当たる1月15日までとされていますので、関西にお知り合いの方がいる場合は1月15日まででもある程度は許してもらえるでしょう。このほかにも地域によっては10日までが松の内というようにローカルルールがあるため、もし年賀状を松の内にどうしても間に合わせるように出したいということであれば事前に調べたり確認したりすると良いでしょう。

ポイント

  • 年賀状はなるべく元日に間に合うように、遅くとも松の内に届くようにしましょう。
  • 2019年の松の内は一般的には1月7日までだが、地域によって10日や15日の場合もあります。

「謹賀新年」や「恭賀新年」のまとめ

「謹賀新年」や「恭賀新年」のまとめ

「謹賀新年」や「恭賀新年」のまとめ

今回は年賀状でよく使われる「謹賀新年」や「恭賀新年」などの賀詞の意味やマナー、使い方についていろいろと見てきました。

「謹賀新年」や「恭賀新年」はどちらも敬意や礼儀を尽くして新しい年の到来を祝う意味で使われる賀詞です。そしてこれらの賀詞は目上の方への年賀状に一般的に使われます。なお目上の方に対しては賀詞の後の文章が同じ意味にならないことや忌み言葉を使わないことが重要です。

これに対し、「賀正」や「迎春」といった2文字の賀詞や、「賀」や「寿」といった1文字の賀詞は4文字のものに比べて極めて簡略化されているため、部下など目下の方に対して使うのがマナーです。年賀状については極力元日に間に合うように出し、元日が難しければ松の内の期間中に届くようにしましょう。松の内は1月7日までですが、関西などのように1月15日までといった場合もあります。

送る側も、また受け取る側も気持ちよく新しい年を迎えるためにも、これらの賀詞や年賀状にまつわるマナーは大切です。ぜひとも理解して、年賀状にご活用ください。

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編集部
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