
龍神のアマちゃん
正信念仏偈とは
正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)とは、親鸞聖人が信じる阿弥陀如来の教えや、真宗の教えを説いた7人の僧について書かれた韻文のことを言います。
室町時代に浄土真宗の僧侶であった蓮如の頃から、日常の勤行の一環として門徒の間で読まれるようになりました。その勤行は現代になっても門徒の間で続いています。

龍神のアマちゃん
正信念仏偈は略された呼び方で「正信偈(しょうしんげ)」とも呼ばれているんや!

40代女性
最近だと、略された呼び方で呼ぶ人のほうが多いわね。
正信念仏偈の意味
正信念仏偈の「正信」は「正しく信じる心」という意味を表しています。
阿弥陀如来を正しく信じ、唱えることで救われることを表している韻文です。そしてそれを実際に経験した親鸞聖人が自分だけではなく他の人々も救いたいと思い、正信念仏偈が作られました。

ひろみ
親鸞聖人は29歳という若さで阿弥陀如来を知り、幸福になったのよね。
それまでの親鸞聖人の人生にいったい何があったの?

40代女性
親鸞聖人は幼い頃に両親を亡くして9歳で仏教の道へと入ったのよ。
その後20年間修行を続けたんだけど、修行の間に煩悩を無くしてしまって、こんな自分では誰かを救うことはできないと悲しんだの。

龍神のアマちゃん
その結果、親鸞聖人は修行を諦めて下山したんや。
けど、途中で出会った法然上人に阿弥陀如来の教えを聞いて救われたんやで!
正信念仏偈の読み方
正信念仏偈は七言60行で作られた韻文であり、歌っているように聞こえる特徴的な読み方をします。
実際に読んでいる動画がありますのでご覧ください。再生開始から8分35秒までが正信念仏偈となっています。
浄土真宗で唱えられている正信念仏偈について説明していくで~