呪詛とは?呪詛の方法、意味や種類、実際にあった話を解説

呪い

呪詛の意味

呪詛の意味

呪詛の意味

呪詛(じゅそ)とは、呪いのことです。何らかの呪術的な手段や相手を恨む念を用いて、相手に対して厄災を招く方法です。有名な物では、丑の刻参りの藁人形が挙げられます。

呪詛の方法によって相手を苦しめたり、場合によっては殺害することもできますが、「人を呪わば穴二つ」という言葉があるように、呪詛を行った人間にもしっぺ返しが来ます

ちなみに似たようなものに「祟り」がありますが、こちらは神や妖怪、亡くなった人による厄災のことを指します。

 

ポイント
  • 呪詛とは、何らかの呪術的な方法や念によって、誰か恨みに思う人に対して厄災を招く呪いのことです。
  • 相手を苦しめたり、殺害したりすることもできますが、呪詛を行った人物にもしっぺ返しが来ます。
  • 似た言葉に「祟り」がありますが、こちらは神仏や霊などの超自然的な存在による厄災のことを指します。

 

本当にあった呪詛の例

本当にあった呪詛の例

本当にあった呪詛の例

本当に合った呪詛の例として、あるコミックエッセイで描かれていた話を紹介します。

Aさんの友人のBさんは、とあるブティックの店長。ですがお店は客足が遠のいており、従業員も辞めていってしまいます。

見えないものが見えるAさんが見てみると、店内には巨大な蛇が。話を聞いてみると、半年前Bさんが女友達と旅行に行ったところ、観光客に人気の祈祷師の所に行って、願いを叶えてもらえるということでお祈りをしました。その中のBさんの友人の1人のCさんが、「Bさんを私より幸せにしないで」とお願いしていたそうです。

店に入り浸っていた大蛇を祓うと、Bさんのお店にはお客さんが入ってくるようになり、従業員も辞めることは無くなりました。

そしてある日、CさんがBさんのお店に訪ねてきたのですが、Cさんは痩せこけて顔色も悪かったそうです。

 

紹介したお話で出てくる呪詛は、CさんがBさんよりも幸せになりたいという念によるものです。「あの人よりも幸せになりたい」という気持ちが大きければ、それも呪詛となり、相手はもちろん自分自身も不幸にすることになります。

 

ポイント
  • 知らず知らずのうちに「あの人よりも幸せになりたい」と願っていると、いつしかそれが呪詛となり、相手も自分も不幸にすることになってしまいます。

 

呪詛の種類

呪詛の種類

呪詛の種類

呪詛には様々な種類がありますが、代表的な物を2つ紹介します。

 

丑の刻参り

「呪いの方法」といえば、思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

丑の刻である午前1時から3時の間に、神社の境内の御神木に藁人形を打ちつけるというものです。丑の刻参りの起源は京都の貴船神社にあり、貴船明神が「丑年の丑の月の丑の日の丑の刻に参拝すると、願いが叶う」と言った伝承が、いつしか呪詛の方法になってしまったと考えられています。

白い着物を着て、頭にはろうそくをともした五徳をかぶって、1週間丑の刻に藁人形を打ちつければ相手を呪うことができます。ただ、呪いの様子を見られてしまうと、呪いが相手ではなく自分自身に向かってしまうというリスクがあります。

 

蠱毒(こどく)

古代中国から伝わる呪詛の方法で、たくさんの毒虫を同じ容器で食べさせあい、生き残った1匹を呪詛に使用します。

生き残った1匹には霊的な力があると考えられ、生き残りの毒を用いて相手を殺害したり、自分に富をもたらしたりします。ただ、この方法は禁忌的なもので、古代中国では蠱毒を用いて人に危害を与えた場合は死刑とされ、日本でも流罪などの刑に処すことがありました。

 

ポイント
  • 丑の刻参りは、午前1時から3時の時間帯に、神社の御神木に藁人形を打つ方法です。1週間打ち続ければ相手を呪えますが、呪いの様子を見られると自分に呪いがかかってしまいます。
  • 蠱毒は、毒虫を用いた呪詛の方法で、生き残った毒虫を使って相手に危害を与えるものです。

 

呪詛をかける方法の例

呪詛をかける方法の例

呪詛をかける方法の例

生霊を飛ばす

相手のことが恨めしく、憎いという思いを強く念じて相手に飛ばす方法です。念を送ることによって呪う方法で、送られた相手は体調が悪くなったり、上手くいかなかったりします。

しかし、生霊を飛ばすということは自分の魂を削って飛ばすということになるので、自分自身も体調が悪くなったり、上手くいかなかったりするようになります。

 

人形(ひとがた)を使う

人形(ひとがた)を使う

人形(ひとがた)を使う

人形とは、人間の姿を模した形代のことです。お風呂で体を清めた後、午前2時から3時の時間帯に、人形に念を込めながら針を刺していきます。使った道具は黒い袋に包んで、誰にも見られない場所に埋め、そのあとまたお風呂で体を清めて儀式は終わりです。

いわゆる藁人形を用いた呪詛の簡易版です。

 

ポイント
  • 呪詛をかける方法としては、生霊を飛ばしたり、人形を使ったりする方法などがります。

 

編集部
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呪詛についてのまとめ

呪詛というのは呪いのことで、何らかの呪術的な方法や念によって、相手を苦しめる方法です。呪詛の方法としては、丑の刻参りや蠱毒が代表的な例です。このほかにも、生霊を飛ばして相手を攻撃したり、人形を使って相手を呪う方法もあります。

怨みを持った相手に対して攻撃する方法ではありますが、「人を呪わば穴二つ」という言葉があるように、自分自身にもしっぺ返しが来て不幸になってしまいます。

 

呪詛についてのライターメモ

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編集部
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