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ククルカンとは?マヤ神話の創造神について知ろう

ククルカンとは?マヤ神話の創造神について知ろう

マヤ神話にはククルカンという「羽毛のついた蛇」が登場します。大地や人間を創る創造神であり、風と豊穣の神とも呼ばれています。「ククルカンの降臨」で知られるチチェン・イッツァはククルカンを主神として崇拝していました。マヤ神話にまつわる神々を通して、宗教や世界観が人々の生活に大きく関わっていた時代の一端に触れてみましょう。

    ククルカンとは?マヤ神話の創造神

    マヤの絵文書

    マヤの絵文書

    ククルカンはマヤ神話の創造神、人間の創造に携わっている神です。ユカテク語で「カン」は蛇を指し、その姿は「ケツァルの羽をもつ蛇」です。ケツァルはエメラルドグリーンの羽毛が美しい希少な鳥です。

    マヤ文明はメキシコ南東部のユカタン半島で紀元前3世紀から16世紀に栄えた文明です。マヤ神話はこの地域で伝承されました。最盛期の6~9世紀、マヤ人は天文学や数学の高度な知識を駆使して都市計画や農耕を発展させ、鉄器や牛馬、荷車などの利器をいっさい使わない手作業でピラミッド神殿や建物を建造しました。

    マヤ神話にはマヤ人の独特な世界観が表れています。世界は天界、地上、地界の3層に分かれ、天には13の神、地下には9の夜の王、地上には人間が住んでいます。植物、動物、風雨に嵐、太陽に月とそれぞれに固有の神がいて、その数8千、身近なささやかな物にまで神々が宿る、まさに多神教の世界です。

    マヤ神話はマヤ文字で記録されていましたが、16世紀のスペイン征服以降、現存するのは『ポポル・ヴフ(会議の書)』など数点です。キチェ族がマヤの創世神話をアルファベットで表記したもので、神々が大地と人間を創る話と、双子の英雄譚(えいゆうたん)が描かれています。ククルカンはキチェ語のグクマッツという名で前半の部に登場します。

    冒険活劇漫画『マギ』のククルカンとは

    テレビアニメにもなった人気の少年漫画『マギ』に、ククルカンという火を吐く蛇が登場します。主人公の名はアラジンで、『アラビアンナイト』を下敷きに架空世界を舞台にした作品ですから、残念ながらマヤ神話とは関係なさそうです。相棒のククルカンをいつも首に巻きつけているスフィントスは、学院寮でアラジンと同室です。母国エリオハプト王国の英雄王ククルカンを尊敬するスフィントスが、蛇にその名をつけたわけですが、原作者の大高忍にマヤ文明へのオマージュがないとはいいきれません。

    ポイント

    • ククルカンはマヤ神話に登場する創造神です。
    • 『ポポル・ヴフ』にはキチェ語のクグマッツの名前で登場します。
    編集部

    編集部

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    アステカ神話でのククルカン

    アステカカレンダー

    5つの太陽を表すアステカカレンダー

    メキシコ高原からユカタン半島で興亡した、スペイン征服前の諸文明にはマヤ文明をはじめ、トルテカ文明、アステカ文明などがあり、これらを総じてメソアメリカといいます。「羽毛をもつ蛇」は、マヤのククルカンに限らず、この古代メソアメリカで広く信仰されていました。

    さて、アステカではどうだったでしょうか。1200年にトルテカが滅んだ200年後、アステカはメソアメリカに移住すると、周辺の文化を自国に取り入れ14~16世紀のメキシコ高原で繁栄しました。トルテカが主神として信仰した「ケツァルコアトル」も引き継ぎます。ナワトル語でケツァル鳥の羽をもつ蛇のことです。

    この蛇神、ケツァルコアトルの出自をたどれば、水や農耕に関わる素朴な土着の神でした。やがて、雨雲を連れてくる風の神、エエカトルとして名をあげます。人の姿で現れるときは輪切りの法螺貝(ほらがい)を胸にぶら下げ、くちばし状の赤いマスク、突き出た口の端に犬歯を突き出し、赤い顔、黒い身体とかなり特徴的でした。さらに、トウモロコシや火などの役に立つものを人間にもたらした功績で文化神になり、とうとうアステカ神話の創造神となるまで神格をあげます。最高神官に与えられる称号にもケツァルコアトルの名が使われます。

    アステカ神話の創世神話は「五つの太陽」です。ケツァルコアトルはライバルで戦の神のテスカトリポカと、競うように世界を創造して相手の作った世界を滅ぼします。第4の太陽が滅んだあと、他の神がわが身を犠牲にして第5の太陽を創造したため、人間も神に人身御供(ひとみごくう)を捧げる慣習が発生しました。

    太陽の石に刻まれたアステカカレンダーには「五つの太陽」が表現されています。中央の円にあるのが「現代」で第5の太陽、その右上が第1の太陽を滅ぼすジャガー、左上が第2の太陽の風、左下が第3の太陽の火の海、右下は第4の太陽の水です。

    ポイント

    • アステカ神話の「羽毛をもつ蛇」はケツァルコアトルです。
    • アステカの創世神話は「五つの太陽」です。

    ククルカンの逸話

    ケツァルコアトルとテスカトリポカ

    ケツァルコアトルとテスカトリポカ

    マヤの創造神話

    『ポポル・ヴフ』は、ククルカン(クグマッツ)などの創造神たちが大地や山、川、ジャガーなどを創り上げたあと、人間の創造に苦労する逸話を取り上げます。泥や木から作った人間は心も知恵もなくて失敗作、トウモロコシを素材にした三度目にやっと英知にあふれた人間ができたのに、ククルカンたちは見通しが利かないように人間の目を曇らせてしまいます

    地界に骨を取りに行くケツァルコアトル

    第5の太陽ができあがり、ケツァルコアトルは最後の仕上げに新しい人間創りに着手します。第1から第4までの太陽が破壊された時、死の国に送られた人間の骨を取りにミクトランテク―トリが支配する地界に出かけました。骨を所望するケツァルコアトルに色よい返事をした死の神ですが、むら気を起こしてケツァルコアトルを追い返そうとします。ケツァルコアトルは骨を抱えて逃げ出す途中でいくつかの骨をこぼして壊しました。何とか新しい人間を創り上げたのですが、その大きさはまちまちになってしまったという話です。

    あなたが不幸なのはご先祖様のせいかもしれません。

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