2019年のみどりの日はいつ?みどりの日はなくなる?昭和の日との違いや由来について解説

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2019年のみどりの日はいつ?みどりの日はなくなる?昭和の日との違いや由来について解説
年中行事

2019年のみどりの日はいつ?

みどりの日、5月

5月の大型連休中に迎えるみどりの日

ほとんどの月で必ず1日はある存在が祝日です。特に5月初旬は祝日が続くことで大型連休になる時期がゴールデンウィークですが、5月の大型連休中にある祝日のうちの1つにみどりの日があります。

みどりの日は5月4日で、祝日であるため2019年も例年と同じ日程です。なお2019年は、現在の今上(きんじょう)天皇が退位し、現在の皇太子(徳仁親王:なるひとしんのう)が5月1日に即位する関係でできる10連休の1日を構成することになります。

ポイント

  • みどりの日は毎年5月4日です。
  • 2019年も5月4日であるうえ、新天皇の即位によって10連休の1日となります。

みどりの日とは?その意味と由来について

みどりの日、意味、由来

みどりの日はどのようにしてできたのか?

5月4日に迎えるみどりの日は、なぜ「みどり」とつくのでしょうか?ここではみどりの日が何の目的で設けられた日なのか、そしてどのようにしてできたのかについて見ていきましょう。

みどりの日は何の日?

みどりの日、意味

豊かな自然を愛する心をはぐくみ、構成に自然環境を残すための日とされたみどりの日

みどりの日の「みどり」は、植物や自然環境を象徴する色として広く親しまれていることから、古くから存在する自然環境の恩恵に感謝しつつ、自然を愛する心を育む日とされています。

昨今では地球環境問題が深刻になってきているため、国民の間で環境意識が広く高まるとともに、日本人の自然を愛する心を再認識し、豊かな自然環境を後世に伝えていく心を育もうという趣旨で設けられました。

みどりの日の由来・昭和天皇との関係

みどりの日、由来、昭和天皇

みどりの日の由来になった昭和天皇

実はみどりの日は2005年までは4月29日と定められていました。そして平成になる前の昭和時代、4月29日は天皇誕生日とされていました。

しかし昭和天皇が1989年に崩御し昭和から平成になると、天皇誕生日も現在の天皇の誕生日である12月23日に移動しました。このため本来であれば普通の平日になるはずでしたが、すでにゴールデンウィークにある祝日の1日とされていた4月29日を普通の日に戻すと国民生活に悪影響を及ぼす懸念があったため、みどりの日に変更して引き続き祝日とされるようになりました。

なお名称は、昭和天皇が生前に生物学者としても活動し、植物に対して深い知識を持っていたことにちなんでいます。植物や生物など自然環境を象徴する色が緑色であるためです。

ポイント

  • みどりの日は日本に古くからある自然環境の恩恵を再認識し、自然を愛する心をはぐくみ後世に伝えていくための日そされています。
  • もともと4月29日で昭和天皇の誕生日から変更されたもので、昭和天皇が植物に深い知識を持っていたことにちなみます。

みどりの日と昭和の日の違いは?

みどりの日、昭和の日、4月29日

みどりの日に変わってできた昭和の日

かつてみどりの日は4月29日であったものの、現在では昭和の日とされており、みどりの日は5月4日になりました。なぜ昭和の日が新しく設けられ、みどりの日は5月4日に移動したのでしょうか?

ここではみどりの日と昭和の日の違いを見ていき、さらに昭和の日の新設によるみどりの日の移動したいきさつもご紹介します。

みどりの日と昭和の日の関係・変遷

みどりの日、昭和の日

昭和の日は激動の時代を忘れないために設けられた

みどりの日は4月29日にありましたが、2005年に祝日法が改正された際に2006年から4月29日を昭和の日と定めたため、5月4日に移動することが決められました。かつての昭和天皇の誕生日を昭和の日と定めることで、日本が戦争や高度経済成長などを経験した激動の時代を忘れないようにするという趣旨があります。

さて4月29日を昭和の日とされたため、みどりの日をどのようにするかが問題となりましたが、ちょうど5月3日の憲法記念日と5日のこどもの日の間が「国民の休日」とされていました。しかし当時の「国民の休日」は正式な祝日(平日でも土日でも関係なく休日になる日)ではなかったため、みどりの日を5月4日に持ってくることで正式な祝日に格上げになりました。

ポイント

  • 以前みどりの日だった4月29日は、2006年から昭和の日になりました。
  • 2006年からみどりの日は5月4日になりました。

みどりの日がなくなることはある?

みどりの日、なくなる、疑問

みどりの日は将来なくなるのか?

2018年に現在の今上天皇が2019年4月をもって退位する意向を示したことから、祝日関係の話題が国民の間で広く盛り上がっている状況です。そしてみどりの日についても昭和天皇を記念して制定されたということから、2019年5月に行われる皇位の代替わりに伴ってなくなるのではないかという懸念が聞かれています。

たしかに昭和天皇から今上天皇に代替わりした際、みどりの日が誕生したいきさつを考えると、上記のように考えるのは無理もないことでしょう。はたしてみどりの日がなくなることはあるのでしょうか?

現時点では2019年5月に新しい天皇が即位した後もなくなることはありません。むしろ今後なくなるのは12月23日の天皇誕生日で、正確には皇太子(5月から新天皇)の誕生日である2月23日に移動となります。

ポイント

  • 現時点では2019年5月に新天皇が即位してもみどりの日はなくなりません。
  • ただし12月23日の天皇誕生日は2月23日に移動する形でなくなります。

2019年のみどりの日はいつ?まとめ

5月の大型連休に迎えるみどりの日について書きました。みどりの日は自然環境に親しみ、後世に至るまで愛し守っていく趣旨のもとに定められました。かつては4月29日で、昭和天皇が植物に対して豊富な知識を持って研究活動を行ったため、平成に入ってみどりの日となりました。しかし2005年に激動の時代であった昭和を忘れないように昭和の日を4月29日としたため、当時国民の休日だった5月4日にみどりの日を移動させて現在の形となりました。

皇室と非常に縁が深い祝日のため、昨今の天皇の代替わりと関連して話題にされがちなみどりの日ですが、今後ともなくならずに続いていきます。このため引き続き古くから存在する自然環境を大切にする気持ちを育む日にするとよいでしょう。

ライターメモ

みどりの日、ライターメモ

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