>> 【PR】当たる占いランキング第一位!カリスの電話占いはこちら! <<

ファムファタールとは?その意味や由来・実際にファムファタールと呼ばれる人について画像付きで紹介!

ファムファタールとは?その意味や由来・実際にファムファタールと呼ばれる人について画像付きで紹介!

ファムファタールとは男性にとってのめり込むような女性の事を指します。人を破滅に追い込むことでも有名で良く絵画や映画で取り上げられています。この記事ではファムファタールの名前の由来やファムファタールと呼ばれた歴史上の人物などをご紹介します。

    ファムファタールの意味とは?

    ファムファタールとは?

    ファムファタールとは?

    ファムファタールとは、フランス語で男性にとっての「運命の女(宿命の女)」を意味し、男性を破滅的な運命へ導いてしまう女性のことを指します。

    ファムファタールは芸術作品と結びつきが強く、多くの画家がこのファムファタールを題材にした絵画を描き、19世紀末のヨーロッパでファムファタールに似せたファッションや化粧が流行したり、演劇では古くは新約聖書を題材にした「サロメ」が有名です。

    また、日本文学でもたくさんの作家がファムファタールに翻弄される男の人生を描いています。

    今回はそんなファムファタールについて詳しく解説します。

    ファムファタールの辞書的な意味

    ファムファタールの辞書的な意味
    Photo byStockSnap

    辞書によってファムファタールは様々な解釈がされています。では、どのような意味があるのでしょうか。

    例えばフランスの教育者であるピエール・ラルースによって作られたラルース大辞典では、ファムファタールを「恋心を寄せた男性を破壊させる為に、まるで男性がのめり込むかのように運命が送った魅力的な女性」と表現しています。

    また、大辞林や日本語大辞典では妖婦・悪女と解釈し、いずれにしても、男性にとって危険だと知ってか知らず、いつの間にか夢中になってしまう女性のことを表しています。

    ファムファタールという言葉の由来は?

    ファムファタールの名前の由来は?

    ファムファタールの名前の由来は?

    ファムファタールはフランス語で「femme fatale」が由来とされています。「femme」は「女性、妻」を意味し、「fatale」は死をもたらすような致命的な運命を指します。

    「fatale」の語源はイタリア語で妖精を意味する「fata」から来たもので、一説によればファムファタールとは、男性は女性に良妻賢母を求める一方、心理的にも肉体的にも魅力的な悪女を求める男性心理の矛盾を反映した存在であるとしています。

    ファムファタールと呼ばれる歴史上の人物を紹介

    歴史上の人物でもファムファタールと呼ばれる人物が存在します。一人ずつ紹介していきます。

    リザ・デル・ジョコンド

    モナリザの微笑み

    モナリザの微笑み

    レオナルド・ダ・ダヴィンチが書いた「モナリザの微笑み」のモデルであるリザ・デル・ジョコラントは、イタリアのフィレンチェに生まれ、15歳の頃、絹と織物の商人として成功していたフランチェスコ・デイ・バルトロメオ・デイ・ザノービ・デル・ジョコランドの三人目の妻として嫁ぎました。

    1503年頃、夫のフランチェスコはダヴィンチにリザの肖像画を描いてもらうように依頼します。ダヴィンチは、リザをまるで生きているような繊細で写実的な描写をしました。

    また制作中、リザの気分を損なわないよう常に吟遊詩人を呼んで歌や音楽を奏でさせ、絶えず道化師も呼んでいました。結局4年間ダヴィンチはリザの絵に没頭し、無収入の状態で彼女を書き続けていました。

    一方で、夫フランチェスコはフィレンチェの行政官に就任しましたが、フランス王シャルル8世によりイタリアは共和制政治になり、実質的な支配者だったメディチ家は国外追放され、メディチ家と親しくしていた者の一人として投獄されます。

    釈放されて10年後、フランチェスコは80歳頃ペストで死去しますが、その際リザに結婚持参金を返却し、衣装や宝飾品を送りました。それだけのめり込むほどリザを愛していたのです。

    クレオパトラ

    クレオパトラ

    クレオパトラは絶世の美女としても有名ですが、その一方で非情な悪女として有名です。

    クレオパトラは兄と結婚し、共同で国を支配していました。しかし、クレオパトラ一人でエジプトを統治しようと企み、二人の男性と愛人関係を結び、夫であった兄王と自分の愛人が殺し合いになるように仕向けます。

    みな、クレオパトラと出会い、のめり込むようにクレオパトラを愛しますが、クレオパトラにとっては兄王含む三人の男性を利用しただけだったのです。

    クレオパトラは最終的にローマ権力の一部を握っていたマルクス・アントニウスと愛人関係を結び、やがて結婚しますが、アントニウスと贅沢三昧の生活を送っていたことや彼女には子どもがいた事などが起因となり、ローマでは大スキャンダルとなりました。

    クレオパトラに対してローマ帝王は宣戦布告をしたため、勝ち目のない二人は自殺を図り、死亡しますが、クレオパトラは自殺をする際にも奴隷たちにどのような毒が良いのか試したと言われています。

    妲己(だっき)

    酒池肉林という四語熟語は、この妲己と夫である中国の殷の最後の皇帝紂王(ちゅうおう)が作ったと言われています。元々紂王は聡明で、猛獣を殺すほど戦力が強い文武両道の名君だと言われていました。

    しかし、妲己と出会い、紂王は暴君となってしまったのです。妲己と出会った紂王はたちまち妲己に夢中になり、妲己に金銀財宝を与え、庭に砂の離宮を作り、庭の池には酒を満たしたと言われています。

    また、二人は奴隷達に剣を持たせ殺し合う遊びにも夢中になり、飽きると兵士同士の殺し合いへとエスカレートして行きました。

    このような遊びに殷の人々は不満を募らせますが、紂王は不満を口にした民達を処刑します。処刑の方法はとても残酷で、その処刑の状況を見て紂王と妲己は笑い転げていたそうです。

    紂王達のやり方を見かねた家臣達も紂王に処刑されていきました。そして紂王の臣下で、周を治めていた姫発(ちょうき)が反旗を翻し、殷と周は内乱となりました。殷軍は既に紂王に忠義を尽くすことなく敗北、殷の王朝は終焉を迎え、妲己は紂王と共に最期を迎えました。

    阿部定

    阿部定

    昭和のファムファタールと呼ばれた阿部定は、芸者や娼婦などをしながら各地を転々として暮らしていました。

    ある時、議会議員の紹介で、料理店の女中の職に就き、偽名で働き始めます。偽名を使っていた阿部定はその料理店主人の石田吉蔵に惹かれます。

    吉蔵も次第に阿部定に惹かれ、二人は関係を持つようになり、やがて駆け落ちをします。阿部定は石田の前にナイフを置き、「もう他の女性とふざけないこと」と石田に、何度も情事を迫りました。

    石田はオルガズムを求め、定に行為中に石田の首を絞めるよう頼んでいました。しかし、何度も首を絞めることで石田の顔は歪み、首はうっ血して酷い痛みがあり、睡眠作用がある痛み止めを数回に分けて30錠飲ませます。

    それでも石田は腰紐で首を絞めるよう求め、阿部定は石田が眠っている時も首を絞めねばならなくなります。そして寝ている間に首を絞め、ついに窒息死させます。この時石田の性器も切り取りました。

    そして逮捕されるまでの間、切り取った性器を紙に包み持っていたのです。

    彼女は逮捕された後「重荷が私の肩から持ち上げられたように石田を殺したあと、私は楽になった」と警察で話しました。

    痴情のもつれとして懲役6年の服役を経た定は、名前を変え、サラリーマンの男性と事実婚をしましたが、男性が阿部定と知ると、彼女は姿をくらました。

    一説によれば女性が男性に捨てられる恐れが殺人の心理に働いたと言われています。

    ファムファタールが登場するものについて

    タフ・クリムト作「ユディト」

    タフ・クリムト作「ユディト」

    芸術や神話などでもファムファタールは古来より親しまれてきました。どのようなものがあるのでしょうか。

    文学のモチーフとしてのファムファタール

    語源から、ファムファタールが登場するのはフランス文学のイメージがありますが、日本文学にも登場します。

    例えば、夏目漱石の「こころ」に出てくるお嬢さんです。お嬢さんはKが自分に恋をしているのを知っているのにも関わらず、Kと先生の間で態度を決めないまま二人と接し、結局先生との結婚を決めます。Kには先生の口から事前に結婚を知らされず、下宿所にいた未亡人から知らされ、結局Kは自殺してしまいます。

    先生がお嬢さんやKを見て嫉妬心を抱いたこともありますが、先生は信頼して恋の相談してくれたKを裏切り、死に追いやってしまったのは自分ではないのかと深く後悔します。結局お嬢さんは、二人の男性を破滅の方向に追いやってしまうのです。

    文学においては典型的な悪女としてファムファタールが登場し、主人公や周囲の人物をかき乱す行動をとり、殺人を犯しもしますが、物語の主軸として活躍することがほとんどです。

    また、その他にも谷崎潤一郎の「痴人の愛」に登場するナオミなども有名なファムファタールです。

    Original

    痴人の愛 (新潮文庫) 刺青・秘密 (新潮文庫)

    絵画のモチーフとしてのファムファタール

    ご紹介した「モナリザの微笑み」のリザ・デル・ジョコラントのように、絵画の分野でもファムファタールをモデルとした作品は幾つもあります。

    その中で有名なのがグスタフ・クリムト作の「ユディト」です。ユディトは旧約聖書に登場する女性で、色仕掛けによって祖国の危機を救います。具体的には敵将ホロフェルネスへ色仕掛けをし、ホロフェルネスが油断した隙に首を切り落としたのです。

    一見清楚にみえますが、首を持っているユディトの絵画は肌を露わにし恍惚な表情を浮かべ魅惑的ですが、危険な香りがする絵画でもあります。

    ファムファタールまとめ

    ファムファタールは男性の心を刺激し、破滅の人生になっても尚愛される、魅力的な女性です。

    フランス文学や日本文学などにはファムファタールを題材にした作品が沢山ありますので、この機会に読んでみるのはいかがでしょうか。ファムファタールに巻き起こされる登場人物の数奇な人生を疑似的に体験できます。

    あなたが不幸なのはご先祖様のせいかもしれません。

    友だち追加

    記事を評価する

    評価 5.0 / 5(合計3人評価)

    人気の記事