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正月飾りとは?門松・しめ飾り・鏡餅などそれぞれの由来と意味について解説!

目次

お正月の由来

お正月は古来より「歳神様を招いて五穀豊穣を願う行事」であり、現在まで受け継がれています。

歳神様は、年の始まりに山より降りて家々へと幸せと実りをもたらすありがたい神様です。歳神様の「歳(とし)」は稲等の穀物の実りを意味しており、歳神様を招く事でその1年は食べ物に困らずに過ごせると言われています。そして歳神様は日の出と一緒に降臨すると言われています。初日の出を見ると幸せになれるというジンクスには、歳神様の来訪によって幸せがもたらされるという背景があります。

歳神様と正月飾りの関係

歳神様をお迎えしお祝いするためにも、正月飾りは欠かせません。正月飾りで代表的な物は、門松やしめ飾り、鏡餅です。
こうした飾りを家に置いておく事で、歳神様はそれを目印として各家へと訪れることができます。

お正月の準備を始める日にちは12月13日で、この日を「正月事始め」(しょうがつごとはじめ)といいます。昔はこの日に門松の材料や、お雑煮を作るのに必要な薪を集めに山に行っていました。そして12月28日までには、お正月の準備を済ませます。

歳神様の目印となる正月飾りにはどんな物があり、そしてどのような飾る意味があるのかをご紹介していきます。

また、正月飾りを飾っておく期間についても解説します。

正月飾り①:門松

門松は斜めに切られた3本の竹を中心とした正月飾りで、歳神様の依り代になるものです。松や梅があしらわれており、根元の部分にはむしろを巻き、そして荒縄で締められています。店の前や家の玄関扉の前に飾られます。向かって左に「雄松」、向かって右に「雌松」という、2つの門松で一対となります(葉ボタンの白色が雄松、赤色が雌松)。

山(天)から降りる歳神様を迎える為に、最も欠かす事のできない、重要な正月飾りです。近年では核家族化、アパートやマンション暮らしが進んでいるため、略式化された門松もあります。

<略式の門松>
・松を奉書紙(上質な和紙)でまいて金銀の水引を飾る

門松の由来

もともと中国の唐代において、松は長寿のシンボルとして神聖視されていました。そして日本では平安時代、その考えをもとに「小松引き」という風習が生まれます。一年の最初の子の日(ねのひ・十二支での暦の数え方)に野山に出かけて松を引っこ抜く遊びで、子の松遊びともいわれます。そして抜いた松を家に持ち帰ることで長寿になると考えられていました。

室町時代には松を玄関に飾るようになり、その習わしが現代でも継承されています。

門松に飾られる縁起物

門松に竹、松、そして梅が使用されているのには、それぞれ意味があります。

門松を飾る期間

12月13日の正月事始めから飾ってOKです。

ただ、近年ではクリスマスの装飾品を12月25日まで飾っているシーンも多くなってきたこともあり、お正月の準備が全て整った12月28日から飾られ始める事が一般的です。それから松の内である1月7日まで飾られています。関西地方は、どんど焼き(どんと祭)という行事が小正月である1月15日頃にありますから、その日まで飾られる場合もあります。

◎飾りはじめを避けるべき日

門松は12月28日までには飾っておきましょう。その次の29日には「二重苦」つまり「二重に苦しい」という意味があるため、飾り始めには適していません。

12月30日と31日も避けましょう。30日は旧暦で晦日(みそか)、その翌日の31日は大晦日(おおみそか)となります。月の最後の日を示す晦日と大晦日に飾るのは、慌ただしさを表すので歳神様に失礼にあたります。特に31日に飾ると「一夜飾り」になり、葬式で飾られる一夜飾りを意味するため縁起が悪いとされますので注意しましょう。

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天照大御神

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