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2020年の文化の日はいつ?文化の日の意味や由来、明治天皇との関係についても解説

2020年の文化の日はいつ?文化の日の意味や由来、明治天皇との関係についても解説

国民の祝日「文化の日」は「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」とされています。11月3日のこの日は本来、明治天皇の誕生日として祝日に制定された明治節でした。文化の日ができた理由やその経緯、明治節との関係について解説します。

    20代女性

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    「文化の日」って秋のイメージだけど、読書の秋や芸術の秋と関係があるのかしら?

    国民の祝日・文化の日とは?

    文化の日は何を祝う日

    「文化の日」は第二次世界大戦後に新たに作られた祝日です。“読書の秋”や“芸術の秋”という言い方は大正時代から使われ始めていますが、「文化の日」は明治天皇や憲法記念日とも関わりがあり、シンプルな祝日に見えて、その成り立ちは意外に複雑なのです。

    2020年の文化の日はいつ?

    2020年の「文化の日」は11月3日火曜日です。

    「文化の日」はいつかと聞かれれば、答えられる人も多いでしょう。祝日のなかには「第~月曜日」などと決められて、日付が変動するものがあります。成人の日や敬老の日、スポーツの日などがそうです。文化の日は、2月11日の建国記念の日や11月23日の勤労感謝の日と同様に、この日に固定された祝日です。いかにも重要な日という印象です。

    2020年以降の「文化の日」カレンダー


    2020年~2025年までの「文化の日」の日程は下表の通りです。

    月日 曜日
    2020年 11月3日 火曜日
    2021年 11月3日 水曜日
    2022年 11月3日 木曜日
    2023年 11月3日 金曜日
    2024年 11月3日 日曜日
    2025年 11月3日 月曜日

     

    文化の日は何を祝う日なのか

    『国民の祝日に関する法律』(祝日法)によれば、文化の日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」とされています。

    “文化をすすめる”については、文化の日に実際に行われている行事を通して見えてくるかもしれません。文化の日といえば文化勲章の授与が行われる日です。日本文化に貢献した人々に対して、毎年11月3日に皇居で文化勲章親授式(伝達式)が行われ、受章者には文化勲章が授与されます。

    他に、文部科学省の設けた「教育・文化週間」(1日~7日)には美術館・博物館・植物園などが無料開放され、文化庁の主催する芸術祭で舞踏や大衆芸能などの優れた作品を表彰したり、各地で学校の文化祭が行われたりしています。文化の日とは、文化に親しむ日と言えそうです。

    「文化の日」にちなんだ記念日

    文化の日にちなんだ記念日というものも生まれています。たとえば、「レコードは文化財」という理由で、1957年にレコードの日ができました。

    その後も、文具の日(文具と文化は歴史的に同じ意味を持つことから/1987年)、まんがの日(漫画を文化として認知してほしいとの思いから/2002年)、調味料の日(伝統調味料から和食文化を見直してほしいとのことから/2009年)が続いています。これらの記念日もそれぞれの時代を彩ってきた文化といえるでしょう。

    文化の日はなぜできた?制定の意味・由来とは?

    文化の日の意味は

    文化の日の由来には、GHQ(連合国軍総司令部)が大きくかかわっています。第二次世界大戦後の日本は、GHQの占領によって戦前まで使われていた祝祭日の見直しを求められました。戦前に文化の日はなかったのです。では、なぜこのような日が作られたのでしょうか。

    文化の日の意味

    11月3日は文化の日であると同時に、1946(昭和21)年に日本国憲法が公布された日です。

    憲法の制定が国民に広く知らされた半年後、1947年5月3日に日本国憲法が施行され憲法記念日となりました。文化の日の趣旨にあった「自由と平和を愛し」の文言は、戦後の憲法が目指したものだったのです。

    文化の日制定の背景

    文化の日が制定された背景として、戦前の祝祭日、紀元節(2月11日・神武天皇が即位したといわれる日)や天長節(4月29日・戦前の天皇誕生日)、明治節(11月3日)などが全て廃止されたことがあります。GHQは日本人の愛国心をなくすことで日本を弱体化する計画を立て、それには国民を天皇や神道から遠ざけることが効果的だと考えたのです。

    新しい祝日法をつくるため、日本政府が世論調査を行ったところ、国民の8割以上がこの3つの祝日を残すことを希望しますが、許されたのは「天皇誕生日」の名前で復活した天長節のみ。2月11日の紀元節にいたっては、1966(昭和41)年に「建国記念の日」としての復活を待たなければなりませんでした。

    11月3日の明治節は日本国憲法を公布した日ですが、明治天皇にも憲法にも関係がない「文化の日」としたことで、日付だけは残すことができました。

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