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アショカピラーとは?1500年以上錆びない「デリーの鉄柱」を紹介!

アショカピラーとは?1500年以上錆びない「デリーの鉄柱」を紹介!

デリーの柱ことデリーの鉄柱は、アショカピラーや錆びない鉄柱とも呼ばれるインドの遺物です。高さ約7メートルの巨大な鉄の柱は、なぜ錆びずに1500年以上も建ち続けているのか。解き明かされない謎の柱はオーパーツのひとつに数えられ、多くの人の関心を集めています。

記事の目次

  1. 1.アショカピラー/デリーの鉄柱とは?その謎について
  2. 2.アショカピラー/デリーの鉄柱はなぜ錆びないのか?
  3. 3.アショカピラー/デリーの鉄柱にまつわる言い伝え
  4. 4.奈良の東大寺にもアショカピラーがある?
  5. 5.その他の面白いオーパーツ

アショカピラー/デリーの鉄柱とは?その謎について

アショカピラーと呼ばれるデリーの鉄柱

アショカピラーと呼ばれるデリーの鉄柱

デリーの鉄柱とは、インドの首都デリーの郊外に建つアショカピラーと呼ばれる鉄の柱です。デリーの柱として知られる高さ約7メートル、直径約44センチ、重量約10トンにもなる鉄柱は、雨風に打たれること1500年以上。屋外に建つ鉄でできた柱にもかかわらず、地上に出ている部分は内部まで腐食が進んでいないという驚くべき鉄柱です。

本来であれば錆びやすい鉄の柱にほとんど錆が見られないことから、オーパーツのひとつに数えられ「錆びない鉄柱」の呼び名でも知られています。

デリーの鉄柱も一般的にはアショカピラーと呼ばれていますが、デリーの鉄柱が建てられたのは415年頃のグプタ朝時代といわれ、アショーカ王の時代よりも700年ほど後の時代のものとわかっています。これは鉄柱の表面に刻まれた、サンスクリット語の碑文により明らかにされました。

アショカピラーはいつ頃作られたのか

アショーカ王の石柱

アショーカ王の石柱

アショカピラーはアショカ・ピラーとも表記され、紀元前300年頃に四十数カ所に作られました。ピラーは柱をさす言葉で、アショカピラーとはアショーカ王の柱を意味しています。全インドを初めて統一した古代インド、マウリヤ朝の第三代アショーカ王がブッダゆかりの地など、主要な土地に建てた石柱がアショカピラーです。石柱には仏教による法の統治を広く国民に知らしめる内容が刻まれ、アショーカ王碑文、アショーカ王の法勅(ほうちょく)とも呼ばれています。最も古いインドの文字資料ともいわれ、その歴史的価値は非常に高いとされています。

デリーにあるクトゥブ・ミナールについて

世界遺産クトゥブ・ミナール

世界遺産クトゥブ・ミナール

デリーの柱ことデリーの鉄柱が建つデリー郊外のメハラウリという村には、他にも歴史的な建造物が建っており、「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」として、1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。

クトゥブ・ミナールとは、インドで最も古いモスク(イスラム教寺院)に付属するミナレット(塔)で、1200年頃に北インドを征服し、イスラム教による王朝を打ち立てたクトゥブ・ウッディーン・アイバクにより、戦勝記念として建てられました。

アイバクに征服される前のデリーにはヒンドゥー教の寺院がありましたが、アイバクはそれを破壊、資材としてイスラム教のモスクやミナレットを建設しました。そのためクトゥブ・ミナールなどの遺跡群は、ヒンドゥーとイスラムが混ざり合った建築様式になったといわれています。

ポイント

  • デリーの鉄柱は、高さ約7メートル、直径約44センチ、重量約10トンの巨大な鉄でできた柱です。
  • インドのデリー郊外に1500年以上も錆びずに建ち続け、オーパーツのひとつに数えられています。
  • アショカピラー/アショカ・ピラーとも呼ばれていますが、実際はアショカピラーよりも700年ほど後に建てられました。
  • クトゥブ・ミナールという歴史的建造物と同じ土地に建ち、世界遺産に登録されています。

アショカピラー/デリーの鉄柱はなぜ錆びないのか?

錆びない鉄柱

錆びない鉄柱

アショカピラー/デリーの鉄柱は、純度99.72%の純鉄で作られていることが近年の調査でわかっています。純度が高ければ鉄は錆びないなどということはなく、50年もすれば錆びてしまうといわれています。

では、なぜデリーの鉄柱は錆びることなく1500年以上も建ち続けていられるのでしょうか。ひとつの説として、デリーの鉄柱に含まれる不純物があげられます。インド産の鉄鉱石にはリンが多く含まれており、成型の過程で鉄の表面がコーティングされ、錆に強くなると考えられています。

鉄は非常に錆びやすい物質

鉄は錆びやすい金属

鉄は錆びやすい金属

鉄と酸素からなる酸化物だった鉄鉱石を、酸素と分離することで鉄ができます。分離した鉄は不安定になり、酸素と結びついてもとの安定した酸化物に戻ろうとします。このときに生じる酸化鉄と呼ばれるものが錆の正体です。温度や湿度の影響によって錆の出かたは違いますが、何も処置をしない状態で錆びが出るのは、鉄としてごく自然な状態なのです。

ポイント

  • デリーの鉄柱が錆びないのは、原料の鉄鉱石に含まれる不純物が鉄の表面をコーティングすることで錆に強くなるのではとの説があります。
  • 鉄が錆びるのは、酸素と結びついて安定した酸化物に戻ろうとするためで、酸化鉄と呼ばれるものが錆びの正体です。

アショカピラー/デリーの鉄柱にまつわる言い伝え

インド神話に登場する蛇神ヴァースキ

インド神話に登場する蛇神ヴァースキ

存在そのものが謎めいているアショカピラー/デリーの鉄柱ですが、柱にまつわる言い伝えも壮大です。地中深くにまで届く鉄柱は、インド神話に登場するパーターラ(地下世界)の支配者、蛇神ヴァースキの首に刺さっているといわれ、この逸話にあやかろうと柱に触れたり、登ったりする人たちがいました。

また、後ろ向きのまま、柱にまわした両手が組めれば幸せになれるとの言い伝えもありましたが、1997年に柱の保護のため設けられた柵のため、現在は直接触ることができなくなりました。

ポイント

  • 地中深くまで届き、インド神話の蛇神ヴァースキの首に刺さっている。
  • 後ろ向きのまま、柱にまわした両手が組めれば幸せになれる。

奈良の東大寺にもアショカピラーがある?

Photo bysebcaldera

実は、奈良の大仏で有名な東大寺にも、「アショカピラー」が存在します。
といってもこちらはまだ歴史が浅く、昭和63年の「花まつり千僧法要」の記念宝塔として作られました。
奈良のアショカピラーは比較的小さな石柱ですが、インドのアショカピラーの柱頭を模したデザインが施されています。

奈良に行くことがあれば、東大寺の一角にあるこの小さなアショカピラーをぜひ見にいきたいものですね。

その他の面白いオーパーツ

オーパーツ・クリスタルスカル

オーパーツ・クリスタルスカル

オーパーツとは「場違いな工芸品」との意味があり、そのものが存在していたと思われる時代にはそぐわない品を称してオーパーツと呼びます。錆びない鉄柱としてオーパーツのひとつに数えられるデリーの鉄柱以外にも、日本を含めた世界中には不可思議なオーパーツが存在しています。

  • 黄金スペースシャトル:コロンビアの古代遺跡から発見された、飛行機やスペースシャトルのような形をした黄金細工。
  • クリスタルスカル:マヤ文明などで発見された、ひとつの水晶で作られた骸骨頭部。現代の技術をもってしても作るのは難しいとされます。
  • アンティキティラ島の機械:古代ギリシアで作られた、天体観測のための歯車式機械。世界最古のアナログコンピューターとも呼ばれています。
  • ヴォイニッチ手稿:イタリアで発見された古文書。未知の言語で書かれ、存在しない植物などの挿絵が描かれており、その目的や意図は解明されていません。
  • 聖徳太子の地球儀:日本の斑鳩寺に伝わるソフトボール大の地球儀。ユーラシア大陸やアメリカ大陸をはじめ、南極大陸やムー大陸まで描かれています。

ポイント

  • デリーの鉄柱をはじめとしたオーパーツは世界中で発見され、謎が解明されないまま現在に至っているものも数多くあります。
聖徳太子

聖徳太子

オーパーツについてもっと知りたくなったなら、こちらの記事もいかがですかな?

まとめ

デリーの鉄柱が建つ地の歴史的建造物は、世界遺産になり世界中から観光客がやってきます。鉄柱が錆びないことの科学的な解明は果たされていませんが、1500年以上の時代を経た建造物を、現代でも目にしている事実に人々は魅了され神秘的なものを感じているのではないでしょうか。

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