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黄泉比良坂(よもつひらさか)とは?黄泉の国へと到る坂を伝説とともに解説

黄泉比良坂(よもつひらさか)とは?黄泉の国へと到る坂を伝説とともに解説

日本神話や伝説などに登場する黄泉比良坂(よもつひらさか)は現世と黄泉の国を繋ぐ道として知られています。この記事では「黄泉平坂伊賦夜坂伝説地」の石碑でも有名な、黄泉比良坂(よもつひらさか)にまつわる伝説を中心に、黄泉比良坂について紹介しています。

    黄泉比良坂(よもつひらさか)とは?

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    黄泉比良坂とは

    黄泉比良坂(よもつひらさか)とは、現世(生者の生きる世界)と黄泉の国(死者の世界)の境にある坂として一般的に知られてますよね。

    古事記や日本神話に登場しているので、名前くらいは、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

    今回は、黄泉比良坂(よもつひらさか)についての伝説を中心に、黄泉比良坂に関連することについて紹介していきたいと思います。

    ポイント

    • 黄泉比良坂(よもつひらさか)とは、現世(人間が生きる現実世界)と黄泉の国(死者の世界)の境界にある坂のこと。

    黄泉平坂(よもつひらさか)ってどんな場所?

    島根県,山奥

    島根県の山奥

    古事記や日本神話で登場する黄泉比良坂ですが、島根県松江市の山奥に観光名所として、実際に存在しています。

    黄泉比良坂の名前から坂道をイメージする人も多いと思いますが、実際には坂道があるわけではなく、大きな石が二つ並んでいるだけです。

    この石は、千引きの岩と言って、現世と黄泉の国を繋ぐ洞窟を塞いだ岩とされています。

    ちなみに、黄泉比良坂に向かう途中には「黄泉平坂伊賦夜坂伝説地」と書かれた石碑や黄泉比良坂にまつわる伝説が書かれた石碑がある他、しめ縄が渡された2本の石柱があるので、神聖な空気が漂う場所となっています。黄泉平坂は「よもつひらさか」と読みます。

    黄泉の国と繋がる場所ということもあってなのか、オカルトが好きな人や心霊スポットに興味のある人の間では、意外と有名な場所となっているようですよ。

    黄泉比良坂(よもつひらさか)への行き方

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    黄泉比良坂への行き方は?

    黄泉比良坂を見てみたいという人もいると思いますので、黄泉比良坂の行き方について紹介しておきます。

    黄泉比良坂は、現世と黄泉の国の境なので簡単に行くことができないイメージを持つ人も多いですが、山道は舗装されていますし、目の前に駐車場も完備されています。

    ですので、行くこと自体はそれほど難しくありません。

    車や徒歩で行くことができるので、好きな行き方を選択してみてください。

    • 車でのアクセス:JR揖屋駅から5分程度で到着します(国道9号線から)
    • 徒歩でのアクセス:JR揖屋駅から20分程度で到着します

    編集部

    編集部

    車で行く場合は、カーナビに住所を登録すると迷わずに行けますよ!
    住所:松江市東出雲町揖屋2376-3

    黄泉比良坂にまつわる伝説について

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    黄泉比良坂にまつわる伝説

    黄泉比良坂は、古事記や日本神話に登場する「現世と黄泉の国を繋ぐ坂」ですので、伝説や神話などがいくつかあります。

    ここでは、黄泉比良坂にまつわる伝説についていくつか紹介していきたいと思います。

    編集部

    編集部

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    古事記での黄泉比良坂(よもつひらさか)

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    古事記と黄泉比良坂

    黄泉比良坂が登場する伝説の中で最も有名とされているのは、古事記です。

    黄泉比良坂にまつわる古事記の物語は、下記のようなものがあります。

    • イザナギの物語:黄泉の国の入り口
    • オオクニヌシの物語:異世界との境界

    各物語については、後の項目で簡単な話の流れを記載していますので、興味のある人は読んでみてくださいね。

    ちなみに、島根県にある黄泉比良坂が黄泉の国の入り口とされているのは、古事記に登場する「根の堅州国(根の国)」と黄泉国が同じという説が由来となっています。

    ただ、古事記には根の国と黄泉の国との関係が記載されていないので、今でも研究者の間では、説が別れているそうですよ。

    イザナギ・イザナミと黄泉比良坂(よもつひらさか)

    イザナミ・イザナギ,黄泉比良坂

    イザナミ・イザナギと黄泉比良坂

    古事記に登場する黄泉比良坂の物語には、イザナギとイザナミという日本の神様が登場します。

    話の流れを簡単に要約すると下記のようになります。

    1. 妻であるイザナミを追ってイザナギが黄泉国に入る
    2. 黄泉国の呪いのようなものでイザナミはウジの湧く醜い姿になってしまう
    3. 醜い姿になったイザナミを見て、イザナギは、黄泉比良坂を通り現世に逃げ出す
    4. 追ってきたイザナミを閉じ込めるために穴を塞ぐ(このとき穴を塞いだ岩が千引きの岩と言われています)

    イザナギの物語では、黄泉比良坂が現世と死者の国を繋ぐ道であることがわかります。

    上記は、ポイントだけを記載した要約となりますが、実際は、もう少し複雑な逃走劇があるので、興味のある人は物語を読んでみるのも面白いと思いますよ。

    ちなみに、逃走劇では、イザナギが雷神や醜女に追われるのですが、そのときに黄泉比良坂に生えていた桃を投げて撃退する場面があります。

    この桃が、イザナギから「意富加牟豆美命(おおかむつみのみこと)」という神名をもらい、神様になったとされています。

    オオクニヌシと黄泉比良坂(よもつひらさか)

    オオクニヌシ,黄泉比良坂

    オオクニヌシと黄泉比良坂

    古事記には、オオクニヌシと黄泉比良坂の物語もあります。

    話の流れを簡単に要約すると下記のようになります。

    1. オオナムチ(後のオオクニヌシ)が兄弟神の迫害から逃れるために根の国へ
    2. 根の国でスサノオの娘と結婚するが、スサノオの試練に身の危険を感じ黄泉比良坂まで逃げる
    3. スサノオはオオナムチを追いかけるが、黄泉比良坂で諦めオオクニヌシの名前を与える

    上記のように、オオクニヌシの物語では黄泉比良坂は根の国の入り口として記載されています。

    イザナギの物語とは違って、現世と黄泉の国の境界ではなく、黄泉比良坂は、現世と異世界を繋ぐ境界であるとされています。

    黄泉比良坂とククリヒメ

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    ククリヒメと黄泉比良坂

    日本書紀に登場するククリヒメも黄泉比良坂と関係がある神様とされています。

    古事記には登場しませんが、日本書紀の一書に登場するククリヒメは、イザナギとイザナミの間を取り持った神様とされています。

    古事記では、険悪な最後を迎えるイザナギとイザナミですが、ククリヒメが登場する伝説では円満な別れとなっているので、こちらの話の方が好まれる人も多いと思います。

    ちなみに、ククリヒメは、石川県にそびえる白山の女神として祀られていますが、縁結びのご利益があると言われています。

    イザナギとイザナミの物語は、ククリヒメが縁結びのご利益を持っていると言われる由来となった物語ですので、興味のある人は、物語を一度読んでみてください。

    編集部

    編集部

    ククリヒメに関する記事もあるので、興味のある人は読んでみてください!

    黄泉比良坂(よもつひらさか)とは? まとめ

    黄泉比良坂(よもつひらさか)について紹介してきました。

    黄泉比良坂(よもつひらさか)は、古事記や日本神話で現世と黄泉の国の境界として登場することが多くなりますが、物語によっては、異世界との境界という解釈もあるようです。

    ただ、解釈によって違いはあるものの、現世と現世ではない場所を繋ぐ場所なので、神秘的パワーがあることは間違いないと思います。

    実際に行くことができる場所ですので、島根県に行く機会がある人は、黄泉比良坂に寄り道してみてはいかがでしょうか。

    編集部

    編集部

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