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三種の神器とは?秘められた逸話と祀られている場所を解説!

三種の神器とは?秘められた逸話と祀られている場所を解説!

三種の神器は創作物においてモチーフとして用いられることもあり、また今年は天皇の継承の儀で登場したことでも話題を呼びました。しかしその実態は未だ多くの謎に包まれています。本記事では三種の神器について逸話や祀られている場所などを詳しく解説していきます。

記事の目次

  1. 1.三種の神器とは?
  2. 2.三種の神器1 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
  3. 3.三種の神器2 八咫鏡(やたのかがみ)
  4. 4.三種の神器3 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

三種の神器とは?

三種の神器
三種の神器は

天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

八咫鏡(やたのかがみ)

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

三種の神器とは日本神話に登場する古代の神々が作った3つの道具のことを指し、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)八咫鏡(やたのかがみ)八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を総称して三種の神器と呼びます。

初代天皇である神武天皇以降、歴代天皇に代々継承されており、現在では皇居や神社に祀られています。

三種の神器に関する記述は日本という国の起こりについて書かれている古事記や日本書紀の中に見ることが出来ますが、その姿が公開されることも無ければ、天皇ですらその姿を見たことが無いものもあり、未だに謎に包まれた存在と言えます。

三種の神器1 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

剣
Photo bysabu728

草薙剣(くさなぎのつるぎ)という呼び名で知られる天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)は、勇気と武力の象徴とされています。

天叢雲剣に関しては、須佐之男命(スサノオノミコト)という神が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)という妖怪を退治した時にこれを発見したという逸話が残っています。

逸話

須佐之男命(スサノオノミコト)は後述の「天の岩戸隠れ」の事件の後、事件の原因となったことで天界を追われ、地上へ赴きます。

須佐之男命は出雲(現在の島根県)に辿り着いた時にある女性と出会い、結婚を望むのですが、実はその女性が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)という妖怪の生贄に捧げられることを知り、八岐大蛇の退治を決意します。

見事退治に成功した須佐之男命が八岐大蛇の体を切り刻んでいると、持っていた剣が突然折れてしまいます。

不思議に思いその場所を探ってみると中から剣が見つかりました。これが天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)です。

須佐之男命は天叢雲剣を天照大御神に献上しましたが、それが後に日本の英雄である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の手に渡ることになります。

草薙の剣という別名は、彼がだまし討ちに遭い野原で焼き殺されそうになった時に天叢雲剣を用いて周囲の草を薙ぎ払って難を逃れたことから付いた別名です。

祀られている場所

天叢雲剣が祀られている場所は二つあります。というのも天叢雲剣には形代(かたしろ)と呼ばれる、いわばレプリカが存在するのです。

形代の誕生には諸説あります。一説によれば本来本物の神器と同じ部屋で寝食を共にするようにという神からの勅令に従っていたところ、崇神天皇が神から賜ったものと同じ場所で過ごすのは恐れ多いとして、それらを自らとは別の場所に移し、代わりにこれに宿る力を受け継いだ形代を自らと同じ空間に置いたのが始まりであると言われています。

レプリカとは言っても本物の宝具に宿った神の力を分け与えて作られたものなので、本物と同様に尊い存在として現在まで大切に祀られています。

現在では本物の天叢雲剣は熱田神宮に、形代は皇居に祀られており、一説によれば本物の方は天照大神の御霊が宿る御神体として祀られていると言われています。

三種の神器2 八咫鏡(やたのかがみ)

大鏡
Photo by Igor Vita

八咫鏡は三種の神器の中で特に神聖視されている宝具であり、また知恵の象徴とされています。

「八咫」には大きいという意味がありますが、実際に八咫鏡がどのくらいの大きさなのかは明らかにされていません。

八咫鏡に関しては天照大御神が天岩戸に隠れてしまう、いわゆる「天岩戸隠れ(あまのいわとがくれ)」の際に天照大御神を外へ連れ戻すために作られたという逸話があります。

逸話

天照大御神(アマテラスオオミカミ)の弟である須佐之男命は大変自由奔放な性格で、度々悪事を働いていました。

天照大御神は姉として須佐之男命を庇ってきましたがとうとう庇いきれなくなり、皆に対して申し訳ないという気持ちから天岩戸の中に隠れてしまいます。

天照大御神は太陽の神なので、これによって世界が暗くなり、神々は困り果ててしまいました。困った神々は何とか天照大御神に出てきてもらおうとして作られたのが八咫鏡です。

神々は次に天照大御神が隠れている岩戸の近くで宴を催してお祭り騒ぎをしました。天照大御神は、何故自分が隠れて困っているはずなのに外から楽しそうな声が聞こえるのだろうと不思議に思いました。

そこである神が天照大御神に対し「あなたより素晴らしい神がおいでですよ」と言いました。それは一体どんな神かと気になった天照大御神は外を少しだけ覗くと、眩しい光を放つ神の姿が目に映り、思わず見とれてしまいました。

しかしこの時天照大御神が見た神というのは、八咫鏡に映った自分の姿だったのです。

八咫鏡に映った自分に見とれている隙に無事天照大御神を天岩戸から引っ張り出すことに成功し、世界は明るさを取り戻しました。

祀られている場所

八咫鏡もまた天叢雲剣と同じ背景から形代が作られています。本物は天照大御神を祀る伊勢神宮に、形代は皇居に祀られています。

天照大御神が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に八咫鏡を手渡すとき、「この鏡を見る時は私を見るものと思いなさい」と伝えたという逸話があるように、八咫鏡は三種の神器の中でも特に神聖とされています。

そのため明治天皇以降は天皇でさえ直視してはいけないとされ、伊勢神宮内宮の奥深くに祀られることとなりました。

三種の神器3 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は慈悲深さの象徴とされていますが、同時に三種の神器の中で最も謎めいた宝具でもあります。

というのも八尺瓊勾玉には形代が存在せず、また誰の目にも触れないように厳重に祀られてきたため、誰もその姿を見たことが無いと言われているのです。

「八尺」は尺貫法という日本で作られた尺度による長さ(約2.4m)を表し、「瓊」は赤い色やメノウを意味します。

しかしながら八尺というのが勾玉のどの部分の長さなのか、実際に何色をしているのか、或いは何の石で出来ているのかは今なお謎のままです。

八尺瓊勾玉に関しては、先述の「天の岩戸隠れ」事件の際に八咫鏡と一緒に作られ、そののち天照大御神がお守りとして大切に持っていたという逸話が残っています。

逸話

八尺瓊勾玉に関する記述が他の二つの記述に比べて少なく、その見た目に関する情報も無いため、未だに多くの謎が残っています。

そんな八尺瓊勾玉に関しては、天照大御神が天岩戸に隠れた際に開いた宴で、アメノウズメという神が舞を披露する時に身に付けていたという逸話があります。ちなみにアメノウズメは歌舞伎や芸能の神として現在も祀られています。

中には八尺瓊勾玉の姿を見ようとする人もおり、平安時代の天皇がその姿を見ようと八尺瓊勾玉が安置されている箱を開けたところ中から白い煙が出てきたため急いで蓋を閉じ、見るのをやめたという逸話も残っています。

また昭和天皇崩御の際に八尺瓊勾玉が入った箱を運んだ従者は「子供の頭ほどのものが入っているように感じた」と証言しています。

祀られている場所

八尺瓊勾玉は三種の神器の中で唯一実物が皇居内に祀られています。しかし誰もその姿を見たことが無く、また天皇でさえ見てはいけないとされています。

八尺瓊勾玉は「しるしの箱」と呼ばれる箱の中に安置されているため、その箱に関する記述は残っているものの、勾玉の実体に関する記述は残っていないのです。

三種の神器

  • 天叢雲剣は須佐之男命が八岐大蛇を倒した時に手に入れた剣で、のちに日本武尊の命を救う
  • 八咫鏡は天岩戸に隠れた天照大御神を連れ戻すために作られた鏡で、最も神聖視されている
  • 八尺瓊勾玉は天岩戸隠れの際に八咫鏡と同時に作られており、最も謎が多い

三種の神器に関するおすすめの書籍

アマテラス

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三種の神器に関して更に詳しく知りたい方にはこちらの書籍がおすすめです。

三種の神器は古代の神々から、その子孫にして初代天皇とされる神武天皇に受け継がれ、現在まで代々天皇家に受け継がれてきたため、いわば天皇の権威の証明といった意味合いを持っています。

そのため三種の神器の起源を知ることは天皇の起源を知ることとも深い繋がりがあります。
本書はそれらの歴史、起源に迫った一冊となっています。

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