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送り火とは?お盆に行う儀式の意味や正しいやり方・言い伝えを解説

送り火とは?お盆に行う儀式の意味や正しいやり方・言い伝えを解説

日本の夏と言えばお盆。日本ではお盆に迎え火を焚いて先祖の霊をお迎えし、お盆が終わる8月16日には先祖の霊を送り出すため送り火を焚く習わしがあります。今回は送り火を行う意味や正しいやり方・言い伝えについて詳しく解説していきます。

    送り火とは?

    送り火とは?
    Photo by kubotake

    送り火とは、お盆にこの世に来ていた先祖の霊をあの世へ見送るために焚く火のことです。

    玄関先や家の前で焙烙(素焼きの皿)に麻の茎の皮をはいだ「おがら」や白樺の皮を乾燥させた「カンバ」を燃やします。
    迎え火を焚く日にちは地域によって差がありますが、8月16日に行うのが一般的です。旧暦でお盆を行う地域では7月16日を先祖を送り出す日としています。

    送り火と迎え火

    お盆の正式な名称は盂蘭盆会(うらぼんえ)と言って「逆さにつるされた苦しみを救う」という古代インドのサンスクリッド語に由来しており、日本古来の祖霊信仰と結びついて生まれたものです。

    迎え火と送り火を焚く際に、キュウリやナスで馬や牛を作った精霊馬(しょうりょううま)を一緒に飾ります。これにはキュウリで作った早馬で早く家に帰ってこられるよう、牛に供物を載せてゆっくり帰られるようにという意味があります。
    この精霊馬は送り火を焚く際に一緒に燃やし、その煙にのって先祖の霊はあの世に帰ると言われています。早馬や歩みの遅い牛には、少しでも長く家族と共に過ごしてもらいたいという願いが込められているのです。

    ちなみに浄土真宗に関して言えば、迎え火も送り火も行いません。浄土真宗では極楽浄土に生まれ変わるという教えから、故人はお盆の時期にこの世に帰ってくるとは考えないため仏壇に精霊棚を設置することもありません。

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    精霊馬ローソク

    送り火をお盆に行う意味

    送り火をお盆に行う意味は、送り火を焚いてお盆の期間この世に滞在した先祖の霊を無事にあの世に送り出すためのものです。
    故人や先祖の霊は迎え火を目印にその煙に乗って家に迎え入れられ、お盆が終わると送り火を焚く際に精霊馬も一緒に燃やしてもらい、土産の供物を載せた牛に乗ってゆっくりゆっくり送り火の煙に乗ってあの世へ帰られます。

    つまり、送り火はお盆に家に戻られた故人や先祖の霊を見送るためのものなのです。

    送り火の正しいやり方は?

    送り火の正しいやり方は?
    Photo by isado

    送り火の正しいやり方としては、まず準備するものは焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの皿と麻の茎の部分の皮をはいだ「おがら」または白樺の皮などを乾燥させた「カンバ」を用意します。
    麻は古来より魔除けの効果のある植物で、迎え火や送り火を焚く際に使用することで悪霊を呼び寄せないと言われています。おがらが手に入りにくい場合、松で代用することもできます。
    送り火も迎え火と同様に夕方、自宅の玄関先や家の前などで迎え火を焚いたのと同じ場所で行います。焙烙におがらやカンバを乗せて火をつけ燃やします。


    マンションなどの集合住宅で火が使えないところでも、電池式の盆提灯を玄関で灯すことで故人の帰る目印となります。また地域によっては灯籠流しや精霊流しなど伝統行事として行っているところもあります。

    全国の有名な送り火について

    全国の有名な送り火について
    Photo by cyesuta

    全国で行われている有名な送り火をご紹介します。

    ●五山の送り火
    京都四大行事の一つで、毎年8月16日に行われています。
    ・大文字山(如意ヶ嶽)で「大文字」
    ・西山および東山で「松ヶ崎妙法」
    ・船山で「舟形万灯籠」
    ・左大文字山で「左大文字」
    ・曼陀羅山で「鳥居形松明」
    これら五山でそれぞれの山の文字を松明で灯し、お精霊さん(おしょうらいさん)と言われる死者の魂をあの世へ見送る行事とされています。

    ●奈良の大文字送り火
    奈良県の春日大社の境内で神式と仏式の慰霊祭を行った後に、高円山にて大文字の送り火を灯します。1960から戦没者慰霊を目的に行われてきましたが、現在では災害で亡くなられた魂の慰霊と世界平和を祈願して毎年8月15日に行われています。神式と仏式が共に行う慰霊祭は全国でも珍しく、奈良の大文字送り火は日本最大級の送り火と言われています。

    ●精霊流し(しょうろうながし)
    長崎県各地・熊本県の一部と佐賀市で行われている死者の魂を弔い、見送る行事です。
    初盆を迎えた家族が、盆提灯や造花で装飾された精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて「流し場」と呼ばれる終着点まで運びます。初盆ではない場合は精霊船ではなく藁を束ねた小さな菰(こも)に供物を包んで流し場へと運びます。
     

    送り火にまつわる言い伝え

    送り火にまつわる言い伝えをご紹介します。

    ・大文字の送り火をコップの水や盃に注がれた酒に映して飲むと、願いが叶ったり無病息災に過ごせる。
    ・茄子に穴をあけて大文字を見ると、目の病気にならない。
    ・翌日に消し炭(カラケシ)を取りに行き水に溶かして飲むと、腹痛が治ったり病気封じになる。
    ・消し炭を半紙や奉書紙で包み、水引をかけ玄関につるすと魔除け、厄除け、盗難除けに効果がある。
    ・迎え火や送り火の灰になったおがらを玄関から外に向け3回またぐと、家族の厄除けや無病息災に過ごせる。

    気になる方は、是非試してみてはいかがでしょうか。

    お盆は帰ってくる家族を温かく迎える

    お盆は普段会えない家族が集う大切な時間です。それは実家を離れて暮らす家族だけでなく、あの世へ旅立たれた故人も家族に会いに帰ってきます。
    故人の思い出を語りしんみりするのも良いですが、帰ってきた家族が笑顔で楽しい時間を過ごせるようにしてあげましょう。

    あなたが不幸なのはご先祖様のせいかもしれません。

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