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灯籠流しとは?お盆の行事の意味や由来について知ろう

灯籠流しとは?お盆の行事の意味や由来について知ろう

お盆の時期によく見かける「灯籠流し」。儚くもあり、しかし同時に強さを感じさせる灯籠流しにはどのような意味が込められているのでしょうか。今回は灯籠流しの意味や由来の解説、そして全国の有名な灯籠流しをご紹介します。

    灯籠流しとは?

    灯籠流しとは、故人の魂を弔うために火をともした灯籠を川や海に流す行事のことです。

    お盆の送り火の一つとされており、灯籠と一緒にお供え物をそえて故人があの世に戻る道しるべとします

    また、お盆に限らず特別な供養の際にも灯籠流しは行われます。例えば、終戦記念日(8月15日)、原爆の日(広島・8月6日)が挙げられ、自然災害の復興支援の際などにも追悼の意を表して灯籠流しをするときもあります。

    「灯籠」は、木や竹の枠に和紙や布をはった照明器具で、なかに火を灯します。「灯」は「燈」、「篭」は「籠」とも表記し、神社や寺院、日本庭園のなかに建っている石灯篭も灯籠の括りとなります。

    意味とその由来、歴史

    Photo by cyesuta

    もともと灯籠流しは、水難事故で無くなった方の魂を弔うために始まったとされています。
    併せて、広島の原爆投下は昭和20年(1945年)8月6日でしたが、それから2~3年後に原爆で亡くなった方々の慰霊として灯籠流しが始まったともいわれています。被爆後に多くの人が水を求めたことに由来し、川や海に灯籠を流すようになったとのことです。

    はっきりと誰が・いつからとは判っていませんが、灯籠流しには鎮魂の意が込められいつしかお盆の行事の一つとなりました。
    迎え火で此の世に帰って来ていた故人の魂を、送り火として灯籠流しで「この灯りを頼りに、迷わずあの世に戻られますように」という願いが込められています。

    灯籠流しをする地域もあれば、しない地域も多くあり、全国共通の習わしではありません。

    言い伝え

    送り火として川で灯籠流しを行うのは「三途の川」を渡るためだとも考えられています。仏教では亡くなった方は、死後7日目に此の世(此岸)からあの世(彼岸)に渡るとされます。

    三途の川は生前の罪の重さによって渡る場所が三つあります。罪の軽い人と重い人で川の深さが二つあり、それぞれ山水瀬(さんすいせ)と強深瀬(ごうしんせ)と呼ばれます。善人は橋で渡ります。平安時代後期以降は、橋で渡るという考えが薄まって船で渡るともいわれました。

    三途の川をうまく渡れずに流されてしまうと地獄行きになってしまうため、「無事に川を渡ってあの世に行かれますように」との願いが灯籠流しの際にも込められているとも考えられています。

    灯籠流しの正しい作法

    地域や行事によって事によって慣習は異なりますが、多くの灯籠はその囲いの紙や布に故人に宛てたメッセージを記します。
    メッセージのほか、故人の好きだったものの絵などを描くときもあります。例えば好きだった動物や趣味に関する絵・イラストです。

    故人を偲びながら灯籠を作っていきます。

    環境問題という課題

    灯籠流しを行わない地域もあります。それは風習にもよりますが、大きな理由は灯籠を流すことで起こる川の汚染といった環境問題が危惧されているからです。

    灯籠を川に流したままにしたり、流している途中でお供え物が川に落ちたり灯籠の材料が落ちたりすると川の環境に影響が出てきます。下流で回収する地域も増えてきましたが、伝統を受け継ぐか廃止するかと、折り合いがなかなかつかない現状もあります。

    全国で行われている灯籠流し

    全国各地の灯籠流しをいくつかピックアップしてご紹介します。

    京都嵐山灯籠流し(京都府京都市)

    京都府の嵐山灯籠流は、五山の送り火とともに行われます。嵐山公園の法要後、渡月橋から桂川にかけて灯籠が流されて、五山の送り火の「鳥居形」や「大文字」の景観も楽しめます。厳かで幻想的な雰囲気の灯籠流しです。

    ピースメッセージとうろう流し(広島県広島市)

    「原爆の日」の8月6日に、原爆ドームの前を流れる元安川での灯籠流しです。被爆した方や戦災で亡くなられた方、そして一般の死没者の方への慰霊の意、そして平和へのメッセージが込められた行事になります。

    平和のシンボル・折り鶴をモチーフにした灯籠も見受けられます。

    福島とうろう流し花火大会(福島県福島市)

    花火大会と同時開催される灯籠流しで、阿武隈川両岸に60本もの松明と約6000個の灯籠が並べられます。
    まさに光尽くしの世界となり、夜景とのコントラストが美しいです。
    東日本大震災(2011年(平成23年)3月11日)による東北復興への願いも込められています。

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