幽体離脱とは?
幽体離脱とは生きている人間の肉体から幽体が離れてしまう現象です。体外離脱とも言われ、自分が肉体から離れて体外から自分を客観的に見ているというような体験や、体から幽体として離れて別のところへ行くといった体験をします。
また、幽体離脱は心霊主義でのオカルト現象を表し、体外離脱は心理学や脳科学における白昼夢や明晰夢に似た脳の錯覚だと区別する説もあります。この場合、体外離脱は夢の一種となりますので体外離脱中は現実ではありえないような体験をリアリティーをもって体感するという特徴があります。
それに対し臨死体験などで幽体離脱した体験では、自分の手術中の様子や、遠く離れた家族の様子など、知るはずのない情報を客観的に見ていたという体験が多く報告されています。
幽体離脱の仕方・やり方について
幽体離脱は臨死体験時や精神薬摂取時などの通常とは異なる状況下でによく起こるとされています。しかし睡眠中に急に体が宙を浮いて、上から自分の体を見下ろしていたというような体験談も多数あります。では、この幽体離脱を意図的にする方法はあるのでしょうか。
実は幽体離脱を意識的に行う方法はいくつもあります。ここでは主な方法をいくつかご紹介します。
方法 | 詳細 |
ロープテクニック | 1.天上から自分の上に垂れ下がるロープを想像する 2.ロープをしっかり握り天上に上っていくイメージをする 3.幽体が体から離脱するまで何度も行う |
分身イメージ法 | 1.暗めの部屋でリラックスした状態で横になる 2.呼吸法などで深い催眠状態に入ったら自分の分身が向かい合わせの状態で宙に浮いているのをイメージする 3.全身の力を抜いて、頭の方から分身に乗り移っていくイメージをする |
二度寝法 | 1.目覚ましを通常起きる時間より前にセットする 2.アラームで目覚めたらすぐに音を切る 3.意識を保ったまますぐに眠りに入る |
ヘミシンク | 特殊な音響効果のあるCDを聞くことで脳を変性意識に導く |
おべるぱす | 大脳の周波数同調現象を利用した脳波誘導サウンドを聞く |
他にもたくさんの方法がありますので自分に合った方法を探してみてください。
一般的に金縛りの後に幽体離脱は起こる
寝ていた状態から幽体離脱をした人の体験談によると、金縛りにあった直後に幽体が体から抜け出る体験をした人が多くいます。これは、幽体離脱のしくみと深く関係があります。後ほど詳しくご説明しますが、幽体離脱は眠りに入る瞬間に意識を強く持ち、体は眠っていても意識は覚醒しているという状態を作り出すことで認識されます。
つまり、幽体離脱は体は眠っていて脳が覚醒している金縛りの状態で起こりやすいのです。
幽体離脱がおこる仕組み
幽体離脱や体外離脱の体験談は、臨死状態や薬物などによる意識の喪失状態の他に入眠時などの体験が多く聞かれます。これは人間の体は肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体で構成されていますが、睡眠時や意識喪失時には肉体、エーテル体とアストラル体が切り離されてアストラル体が肉体から分離することがあるからです。
また、シルバーバーチによると覚えていないだけで、全ての人の幽体が睡眠中に霊界に戻っていると言います。つまり、意識を保った状態で睡眠状態に入ることで、いつもは忘れてしまっている幽体離脱を意識的に体験できるようになるということになります。

メジェド神
シルバーバーチとは「シルバーバーチの霊訓」を人類に授けた高級霊の名前です。20世紀初めにイギリス人霊媒師によって降ろされたこの霊訓は、イエスをはじめとする何億もの高等霊の総意として高級霊シルバーバーチを通して人類にもたらされたと言われています。
そのため、幽体離脱はアストラル投射とも呼ばれています。