シルバーバーチの霊訓① 死とは何か?
シルバーバーチは死について、次のように述べています。
- 死ぬことは悲劇ではなく、今日のような地上世界に生き続けねばならないことこそ悲劇です。死ぬということは物的身体の籠の中に閉じ込められていた霊が自由を得ることです。苦しみから解放され真の自我に目覚めることが悲劇なのでしょうか。
シルバーバーチは死を開放といい、人間としての肉体がなくなっても、霊(魂)は永遠に生き続けることを伝えています。だからといって自ら死を選択した魂は、反省や後悔も経験します。

女神
シルバーバーチの霊訓② 幸福とは何か?
シルバーバーチは幸福について、次のように述べています。
- 霊的成長こそが幸福の本質であり、霊的成長と幸福は切っても切れない関係である
- 地球に生きる人間は苦難を不幸と考えるが、それらの困難は霊的成長に繫がるものである
- 地球に生きる人間が真の幸福を手にするためには、「霊主肉従(霊中心)」の生き方をする必要がある
- 地球に生きる人間の幸福は、個々人の「霊的覚醒・魂の革命」が地球規模で引き起こされたときに実現する

女神
霊的成長は、魂の成長とみると考えやすいですよ。
地球に生きる人類は、ひとりひとりが肉体と魂を持って生きていますが、肉体は物質世界(見える世界)のもの・魂は霊的世界(見えない世界)のものです。
シルバーバーチの霊訓③ 運命とは何か?
シルバーバーチは運命について、次のように述べています。
人間のいう生まれ変わりには「前世のカルマ清算」と「霊的成長」という2つの目的があり、霊的存在(魂)が地球に生きる人間として誕生することを選び、その人生での試練や苦難を選択しています。地球に人間として誕生する前に人生の大枠を決めており、その中身となる細かい部分を人生を歩みながら「自由意志」で組み立てています。
誕生前に決めておいた「宿命」の中で、自由意志によって自分の「運命」を決定していきます。
シルバーバーチの霊訓④ 救済とは何か?
シルバーバーチは救済について、次のように述べています。
- 神や守護霊に苦しみを取り除いてもらうことを救済といっているのではないです。人間自身が気づきや学びを武器として身につけて強化し、人生においての苦しみを乗り越えていくという意味です。多くの人々がそれを理解しないままに、神や守護霊などに助けを求めている状態です。自分の選択した人生は、まず自力で救済する必要があるのです。
シルバーバーチの霊訓⑤ 祈りとは何か?
シルバーバーチは祈りについて、次のように述べています。
- 次元の高い霊的存在と繋がるための「手段」であり、宗教組織に参加するなどして神に祈るものとは別物です。自分自身の魂の成長を望み、それについて心をこめて祈ることです。真理を理解することができたとき、魂は満ち溢れて、人は強さが増します。

女神
日常的に愛を持って過ごすことや、奉仕の精神を意識することでポジティブな生き方をすることで、次元の高い霊的存在と繋がりやすくなっていきますよ。
シルバーバーチの霊訓⑥ 人間とは何か?宇宙人の存在は?
シルバーバーチは人間や宇宙人について、次のように述べています。
- 人間について
- 宇宙人について
まとめ
シルバーバーチは地球に生きる人間たちの魂的成長を促すための指導的位置にいる霊で、イギリスのモーリス・バーバネルに憑依し、地球上に多くのメッセージを届けてくれました。
そのメッセージは輪廻転生や死後の世界、幸福や運命など人々が生活の中で疑問に思っていることに対して、考え方のヒントを与えるものがほとんどです。シルバーバーチの霊訓は「そういう捉え方もできるんだな」と視野を広げるきっかけにもなることでしょう。
「死=恐怖」や「死別=悲しみ」といった従来の宗教における死生観がある中で、それとは違った見方をするスピリチュアリズムという観点が存在します。
そのスピリチュアリズムからみる死生観とシルバーバーチの死生観に異なる点がありますよ。