天照大御神(アマテラスオオミカミ)。神道に詳しくない人でも、この神様だけは知っているのではないでしょうか?
アマテラスチャンネルというこのメディアの名前も、もちろん天照大御神様にあやかったものです。
この記事では、天照大御神という神様はどのような神様なのか、物語やご利益など、様々な観点から解説させていただきます。
天照大御神(アマテラスオオミカミ)とは?

麒麟
天照大御神には「皇祖神」という天皇家の祖先の神様という側面もあり、現在の天皇陛下は天照大御神の子孫であると考えられています。
また、天照大御神は総氏神でもあります。
総氏神とは、日本全国の神道の神社の頂点という意味です。全国の神社をフランチャイズのお店に例えると、そこに祀られている神様の頂点が天照大御神です。つまり本社の創業社長というような位置づけですね。
天照大御神の別称
天照大御神は以下のような別名でも表記されます。
- 天照大神
- 天照大御神
- 天照坐皇大御神(アマテラシマススメオオミカミ)
- 皇大御神(スメオオミカミ)
- 天照皇大神(アマテラススメオオカミ)
- お伊勢様
- 神明様
天照大御神はアマテルという男性神?
天照大御神は太陽を司る女神の姿で描かれますが、平安時代に書かれた律令の施行細則をまとめた書物「延喜式」には、「アマテル」と記されていることから、実は天照大御神を男性神とみる考え方もあります。
しかし、この記事では天照大御神は一般駅な解釈である女性の神様であるという前提で解説していきますね。

金龍の͡コガネ丸
※ちなみに、男性神「アマテル」の妻は瀬織津姫という神様です。
興味のある方は「瀬織津姫」の記事も読んでみてくださいね。
天照大神(アマテラスオオミカミ)とは日本神道で最高位の神で、高天原を統一する存在です。日本国民全体の氏神様であることで知られ、日本神話の中でも非常に重要な神様です。