「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」は本当? 迷信?夜に爪を切るときのおまじないも紹介

人間の髪はひと月に1センチ、爪は3ミリ伸びるといわれています。 朝は時間がなく、夜に爪を切りたい時がありますが、夜に爪を切ると縁起が悪いという迷信のために、ためらわれる方も多いのではないでしょうか。 夜爪(よづめ)を切ると親の死に目にあえない、蛇が出るなどいろいろな縁起の悪いことが起きると言われています。

男
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信があるけど本当だろうか?
あえて夜に爪切りをして、検証してみよう

こづっち
昔から伝わる迷信を面白半分に試すものではないよ
夜に爪を切るときのおまじないを教えてあげよう!
夜に爪を切ると 親の死に目に会えない?
人間の髪はひと月に1センチ、爪は3ミリ伸びるといわれています。
朝は時間がなく、夜に爪を切りたい時がありますが、夜に爪を切ると縁起が悪いという迷信のために、ためらわれる方も多いのではないでしょうか。
夜爪(よづめ)を切ると親の死に目にあえない、蛇が出るなどいろいろな縁起の悪いことが起きると言われています。
昔は現代のように灯がないので、薄暗い中での爪切りで刃物で指先を傷つけてしまわないように、という戒めだったのかもしれませんが、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」と言われると、なんとなく重々しいものを感じます。
親の死に目に会えない理由

こづっち
「夜に爪を切る」という言葉が「世を詰める」=「自分の寿命を縮めるほど追い込まれる」を連想させるんだ
・夜爪=世を詰める
世を詰めるとは自分の寿命を縮めるという意味で、そこから、
夜に爪を切る ➡ 夜爪 ➡ 世詰め ➡ 自分の寿命を縮める ➡ 親より早死にし、親の死に目に会えない
ということにつながる。
夜の爪切りが「世詰め」を連想させるのでそのことから夜に爪を切ると親の死に目に会えないという迷信につながったようです。
夜に爪を切る時に唱える呪文
実はやむを得ず夜に爪切りをする時に唱えるおまじないの呪文が存在します。 それは
『なんのつめきる ねこのつめきる あすはたびだち やれいそがしや』
(何の爪切る 猫の爪切る 明日は旅立ち やれ忙しや)
今切っているのは猫の爪で、明日は忙しいからやむを得ず切るのですという言い逃れなのですが、この呪文を唱えると夜の爪切りによる悪い波動を除去できるのです。
実はこのような、歌や和歌に託した呪文というのはいくつかあり、たとえば地震にあわないためのおまじないも和歌だったりします。

こづっち
何の爪切る 猫の爪切る 明日は旅立ち やれ忙しや