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カタルシスとは?心理学で使われるカタルシスの意味や効果を解説

カタルシスとは?心理学で使われるカタルシスの意味や効果を解説

カタルシスとは「心の浄化作用」を意味します。もともとは紀元前4世紀のギリシャで使用されていた言葉で、医療においてはデトックス効果を指していました。今回はカタルシスの由来と、現代でも活用できるカタルシス効果について解説します。

     

    カタルシスとは?

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    カタルシスとは「浄化」を意味する哲学・心理学用語です。ストレスや悩みなどからくる心のモヤモヤがなんらかのきっかけで解放され、それによって気持ちがスッキリすることを指し、カタルシス効果ともいわれます。

    ここではカタルシスの本来の意味から現代心理学の場面で使われる際の効果、日常生活におけるカタルシスまで解説します。
     

    カタルシスの本来の意味・由来

    カタルシスの意味

    カタルシスという言葉を最初に用いたのは古代ギリシャ哲学者・アリストテレスです。著書『詩学』のなかで「悲劇によって観客が怖れや憐みいった感情を持つことで精神が浄化される効果」と説きました。つまりカタルシスはもともと演劇用語で、演劇の一種である「悲劇」を観ることで引き起こされる魂の浄化という意味でした。

    その後、カタルシスは医学の用語として使われますが、それは病に苦しむ患者に薬剤を使うことで嘔吐や下痢を起こさせて体内に溜まった毒を排出することによって浄化するという、現代でいうところのデトックス効果のことを指しています。

    フロイトによって心理学の分野でも

    現在のように心理学の分野でも使われるようになったのは、オーストリアの精神科医であるフロイトによってでした。
    フロイトは「悲劇的な話を聞かせて患者の涙を誘う行為」を催眠療法とともに利用した際に生じる効果として「カタルシス」を説明しています。それ以降、カタルシスは心理学の分野での専門用語、およびそれがもたらす効果を意味するものとして定着するようになりました。

    フロイトとブロイアーによるヒステリー研究

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    フロイトは催眠療法を用いていましたが、行き詰まりを感じることも多くありました。その際、先輩医師のブロイアーがO.アンナ嬢というヒステリー患者を催眠療法とカタルシス効果を融合させた「催眠浄化法」で治療したことを機に、精神分析におけるカタルシスの役割を研究します。

    O.アンナ嬢は手足の麻痺や幻覚、言語障害や二重人格といった症状に悩んでいましたが、ブロイアーの診察を受けることで心が軽くなることを自覚していました。彼女自身はこれを「談話療法」「煙突掃除」と呼びます。
    そのなかで、コップから水を飲めないという症状がありました。しかしある日、嫌いな家庭教師が犬にコップで水を飲ませていたという事実を思い出し、ブロイアーに語ったたことをきっかけに、水が飲めるようになったのです。

    彼女の中で「あの家庭教師は嫌いだ」という感情の抑圧が「コップから水を飲めない」という身体症状となって現われていたのですが、言語化したことでもう身体で表わさないで済むようになり、問題が解決したという症例になります。

    フロイトはこの症例をもとに無意識のなかで抑圧した感情や記憶を顕在化(意識にあげる)ことで症状が改善するとしました。そして1985年にブロイアーと共著の『ヒステリー研究』を出版します。

    フロイト先生

    フロイト先生

    心の中にある「憎しみ、悲しみ、怒り、怖れ」といった、不安や緊張の原因となっている欲求や感情を言語や行動を介して解放させると心の浄化=カタルシスが行われるんじゃ。

    カタルシスの効果とはどのようなもの?

    カタルシス効果とは
    Photo bygeralt

    カタルシスは、「カタルシス効果」という用語としても使われることが多いです。それでは具体的にカタルシスのもたらす効果とはどのようなものなのかについて見ていきましょう。

    日頃の仕事や日常生活の中で知らず知らずのうちにストレスが溜まっており、それを心ならずも無理に抑え込んでいるという方は非常に多いでしょう。そんななかで、ある休日に非常に感動的な映画などを見て心を動かされたり、またその映画などの登場人物の置かれている状況や心情に感情移入したりするあまり涙を流し、その結果として気持ちがスッキリしたという経験もあるのではないでしょうか。

    また、日頃の職場などにおける人間関係での欲求不満などが積もりに積もっていた状況で、気心の知れた家族や友人にいろいろと抑え込んでいた気持ちをぶちまけた結果、気持ちが晴れ晴れとした経験があるという方もいるはずです。

    フロイト先生

    フロイト先生

    このように、カタルシスの効果とは日常生活や仕事の中で自覚していてもそうでなくても積もっていたストレスがなんらかのきっかけで一気に解放されて、その結果気持ちがスッキリして晴れ晴れとすることを意味するんじゃ。

    それによって、ネガティブな感情から解放され、また前向きな気持ちで新しく歩むことができるきっかけともなるんじゃよ。

    カタルシスを日常生活でうまく活用するために

    特に現代社会は「ストレス社会」ともいわれているように、仕事をしていても、また普通に生活していてもストレスにさらされる場面が非常に多いです。このようなストレスにさらされやすい日常で、ストレスとうまく付き合っていくためにもカタルシスの持つ効果はうまく活用するとよいでしょう。

    加えて、ストレスを溜めすぎることは病気に対する抵抗力を低下させたり、また精神疾患の一因にもなったりするため、なるべく避けたいところです。その点においてもカタルシス効果はこれらの病気を防ぐキーワードとなります。

    心のモヤモヤをポジティブに解放

    そこで、最低でも週に1日は仕事や日常生活から離れる時間を持つこと、そしてその時間を使って自分の心の中のモヤモヤを解放させるようにすることが重要です。

    具体的には心に訴えかけるような映画を見たり、本を読んだり、お笑いのライブを見たり、自分のことなら何でも話せる親しい方と近所のカフェなどでお茶をしつつ、悩みを語ったりするといった方法があります。カラオケで感情移入できる曲を歌うのも、心を解放させる一つの方法です。

    このように心から泣いたり笑ったりして、心の中のネガティブな感情をすべて放出することによって得られるのがカタルシス効果であるといえます。
     

    いくらカタルシスのためとはいっても、これだけはやらないほうがいい

    ただし、いくらストレス発散の目的でカタルシス効果を得るためといっても、怒りにまかせて周りの人間に八つ当たりしたり、周りのものを壊しまくったりするなどといった感情のままに自己中心的な行動をするは逆効果です。

    また、SNSで不満のある相手の愚痴をこぼすということも、実はあまり良いことではありません。特に実名でそのまま書き込んだ場合、一つ間違えると下手をすれば名誉棄損ということで裁判沙汰になるということもあり得ます。そうすれば、ちょっと愚痴をこぼしただけであるにもかかわらず、結果そのものがマイナス要素の非常に多いものになってしまいかねません。
    また、自分だけの正義をふりかざして相手を追い詰めるのもよくありません。一瞬の「スッキリ」のためにエゴイストになると余計に生きづらくなってしまいます。

    そのようなことをすれば、周りの人間との関係が悪くなり、より大きなストレスにさらされます。より建設的で健康的なやり方でカタルシス効果を得るとよいといえます。

    まとめ

    カタルシスまとめ

    心理学用語である「カタルシス」の持つ意味や効果について見てきました。

    日常がしんどいときには心の中の気持ちを無理に押さえたりしないで、ぜひとも役立ててみてください。うまく心を浄化させることでまた明日への活力がみなぎりますよ。

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