「ヴァルネラビリティ(弱さ)」は力になる 弱さを勇気に変える4つの心得

ヴァルネラビリティとは
ヴァルネラビリティとは
心理学

「ヴァルネラビリティ(vulnerability)」とは?

 

ヴァルネラビリティとは

日本語の単語への置き換えが難しく、しばしば「脆弱性」「傷つきやすさ」と訳されますが、正確なニュアンスは少々違います。

より正確に訳せば、「心の弱さを人に見せる事」「自分の弱さを認められる事」「弱くても良いと認められる心のあり様」。

このように、誰もが持ち合わせている繊細な心の側面を肯定的に捉える言葉なのです。

今回はそんな「valnerability(ヴァルネラビリティ)」が持つ素晴らしい力についてご紹介致します。

ヴァルネラブルであれ

さて、ヴァルネラビリティは日本ではまだまだ馴染みのない言葉です。

そのため、「ヴァルネラブルであれ」と言われても、あまりピンとは来ません。

しかし、心の持ちようを変える事は、意識すれば誰にでも出来る事。

ヴァルネラビリティを会得するためには、まずは常に自分を守っている心のガードを下げる事が必要です。

もちろん、ガードを下げるという事は、リスクを負う事でもあります。

自己防衛しなければ、目立ってしまったり、否定されたり、傷つけられたり…当然抵抗を覚えるでしょう。

また、社会的に「真意や感情をさらけ出すのは女々しい事」とされているため、男性は特に抵抗を感じるかもしれません。

傷つく心こそが力になる

ヴァルネラビリティについてのベストセラー本、『本当の勇気は「弱さ」を認めること』の著者は、ブレネー・ブラウン博士。

ヒューストン大学大学院ソーシャルワーク科の教授です。

彼女は15年間に渡りヴァルネラビリティと勇気、そして自意識と羞恥の感情についての研究をして来ました。

彼女の研究は徐々に有名になり、今は海外でメジャーなオプラ・ウィンフリーの番組をはじめ、多くのメディアで取り上げられています。

Tedでの彼女の講演である「傷つく心の力」は、視聴数ランキングトップ10に入る人気ぶり。

ヴァルネラビリティのエキスパートである彼女はこう言います。

「所謂”恥ずかしがり”の人たちは、自分の弱みを他人に見せる事を忌避する傾向があります。その根底にあるのは、”自分は理解されない”、”好かれない”という恐れです。その結果、周囲の人々を遠ざけてしまい、より孤独になっていく。悪循環です。確かに自分の心に対して忠実でいる事は一種の挑戦だと言えるでしょう。しかし、それは大きな意義がある事なのです。包み隠さない本来のあなたを愛してもらえる可能性があるという事は、素晴らしい事ですから。」

 

ヴァルネラブルになるためのエクササイズ

 

次の4つのポイントをおさえるだけで、人生にポジティブな変化が現れると言われています。

ヴァルネラブルになるエクササイズ
  1. 人に自分を見せる
  2. 無条件で、心の底から愛する
  3. 感謝の心を大事にする。恐怖の瞬間にも、喜び、感謝しよう。
  4. 自分は充分に満ち足りていると考える。

この一見シンプルなエクササイズの実践は、中々簡単なものではありません。

しかし、このエクササイズを実践すれば、あなたとあなたの周りの世界が変わっていくのを感じるはずです。

自分にもっと自信が持てるようになり、そして愛する人々ともっと深く繋がれるようになります。

その第一歩を踏み出して見ましょう。

ヴァルネラビリティがあなたにもたらすメリット

ヴァルネラビリティ メリット

 

ヴァルネラビリティを会得すれば、あなたは次のような特性を手に入れる事が出来ます。

・より誠実になる

・隠し事がなくなる

・ガードが低くなる

・勇気が出る

・本来の自分を再発見する

・より高次元の自己理解に達する

・人との繋がりが強まる

・孤独感が薄れる

・より深い愛情を得られる

「愛されたがりのカメレオン」は卒業して、ヴァルネラブルになろう

ヴァルネラビリティ 会得

ヴァルネラブルであるという事。それは、”受け入れてもらえないのではないか”という恐れを手放して、本来の自分を解放するという事です。

ヴァルネラブルは、あなたがあなたの大切な人とより深く繋がるための方法として、非常に高い効果を発揮します。

人と一線を引き決して寄せ付けない人や、決して本心を見せてくれない人は、世間にはたくさんいます。

周りの意見に賛同し、好きなものさえ他人に同調して決め、反対意見は決して言わない。

好かれるため、受け入れられるため、愛されるために、本来の自分をひた隠す。

まるで「愛されたがりのカメレオン」です。

もしかすると、あなた自身にも心当たりがあるかもしれません。

何か言ってくる人に対し固いガードをしてカウンターを食らわせるのではなく、その意見に耳を傾け、認め、そして自分の意見を返す事が大切です。

自己防衛とをやめれば、自分を客観視する事ができます。そうすれば、あなたが何を恐れているのかも自ずと見えてくるでしょう。

欠点を晒す事を恐れず、ヴァルネラブルであれ。

そうすれば、今よりもっと生きやすくなるはずです。

ブレネー・ブラウン博士のTED動画

本当の勇気は弱さを認めること

本当の勇気は弱さを認めること

本当の勇気は弱さを認めること