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オパールとは
オパールは、オーストラリアやメキシコを主な原産国とする石で、日本では、蛋白石(たんぱくせき)とも呼ばれています。
色の種類は様々あり、ブラックオパール、ホワイトオパール、ボルダーオパールなどがあります。
オパールの最大の特徴は、石の中で様々な色が動いて見える「遊色効果(ゆうしょくこうか)」というものです。
遊色効果によって、様々な色を映し出し、複雑なグラデーションを作り出すことで人々を魅了しているのではないでしょうか。
また、オパールは、水分を含む珍しい石ですので、美容・健康のパワーストーンとしても有名ですよね。
石の持つ意味は、「潤い、活性化、好転」などがあり、お守りとして持つ人も多いのではないでしょうか。
10月の誕生石として知られているオパールですが、その他に「希望の石」としても有名ですので、ネガティブな気持ちを浄化して、良い方向に導いてくれるという効果があるとされています。
オパールの伝説
オパールには、古代から様々な伝説があると言われています。
例えば、オパールの原産国として有名なオーストラリアの先住民アボリジニの言い伝えでは、「オパールは、虹が地面に落ちてきてできた」と言われているそうです。
また、古代ローマ人は、オパールを「愛と希望」の象徴としていたそうです。
オパールを身につけることで、美しさと成功を手に入れることができ、幸せがやってくると言い伝えられていたそうです。
宮沢賢治の作品にも登場したオパール
オパールは、日本の文学にも度々登場する宝石です。
誰もが知る有名な文学者、宮沢賢治さんの「楢ノ木大学士の野宿」や「貝の火」作品にも登場しています。
宮沢賢治さんは、かなりの石好きだったらしく、知識も一流だったそうです。
そんな宮沢賢治さんが、オパールのことを作品の中で「ごく上等の蛋白石」や「宝珠」という言葉で表現していることからも、オパールという石が如何に美しく、人を惹きつける石であるかがわかると思います。
トルマリンとは
トルマリンは、ブラジルや中国などを原産国とする天然鉱石で、日本では、電気石(でんきせき)とも呼ばれています。
日本名を見てもわかるように、石の周囲に電気を帯びる性質を持った特殊な鉱石となっています。
色の種類は、ルベライト、シベライト、バーデライトなど、オパール同様に様々あります。
トルマリンの石言葉は、「パワーの充電」「調和」「内面の充実」「健康と幸せ」などがあり、多様性と調和を暗示するパワーストーンとしても知られています。
誕生石を身につけて運気アップを
10月の誕生石について紹介してきました。
10月の誕生石であるオパールやトルマリンには、それぞれ石の持つ意味やパワーストーンとしての効果が違います。
自分の状況に合わせた誕生石を身につけることで、必要な運気をアップさせることができるかもしれません。
誕生石を身につけて、良い運気を招き入れてみてください。
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