引越しの時こそ盛り塩!盛り塩のやり方と効果

引越しの時に盛り塩をする意味をご存じですか?盛り塩をしないと部屋の中に邪気が溜まり、不運が続く事もあると言います。悪霊を祓う意味でも、神様をお迎えする意味でも盛り塩は正しい方法で行う必要があります。今回は盛り塩の設置場所や意味など、疑問にお答えすべくまとめてみました。
記事の目次
引越しの時こそ盛り塩
引越しの時に盛り塩をするお祓い方法をご存知ですか?
盛り塩と言うのは、三角形や円錐型に盛った塩を玄関先などに置くお清めの方法です。
厄除けや魔除けの意味もありますし、縁担ぎの意味もあり、引越しの時に邪気を払ったり、お店なら商売繁盛のために使われることも多いです。
ただ、塩自体は神様はもちろんですが、霊も好むとされているので、正しい盛り塩の方法を知らないと、逆効果になることもあります。
特に、自宅の引越しの時に盛り塩をする時には、正しい方法で行わないと悪霊などの霊を引きよせてしまうこともあると言います。
ですので、盛り塩をする時には、正しい方法で部屋の邪気を祓い、しっかりと部屋を清めることが必要となります。
盛り塩の方法
●盛り塩を行う時には、塩の種類にも気を付けましょう。
一般的な盛り塩に使われる塩は、海水由来の天然塩を使うようにします。
調理用の塩は、塩以外の成分を含んでいるので、浄化作用が弱く、盛り塩には向かないんですね。
●盛り塩の盛り方にも気を付けましょう。
一般的には、小皿に三角形に盛るか、円錐形に盛ることが多いようです。
日本では古くから神様にお供えする場合は、ご飯などを山のように盛ることが多いです。
だからこそ、普段食べるご飯を山形にするのはNGとなっているんですね。
神様にお供えするという事で、盛り塩もまた三角形に盛るのが良いとされています。
また、尖った先端にすることで、悪魔祓いや魔除けになるとも言われていて、それもまた現在の盛り塩の形の由来とする説もあります。
ただ、あくまでも盛り方は形式であり、お祓いに使えるのなら、形に拘る必要はありません。
●塩を入れる容器は?
塩を入れる小皿は、100均でもどこでも良いので、白い無地のお皿を選べばOKです。
小皿に塩を大さじ3杯以上盛れば、それだけで盛り塩は完成です。
●盛り塩を置く場所は、玄関に設置するのが一般的です。
また部屋の隅にも邪気は溜まりやすいとされているので、寝室や子供部屋など、気になる場所ならどこに置いてもOKです。
盛り塩を置いた後
盛り塩を置いた後は、部屋の空気を入れ替えるため、まず換気をし、部屋の掃除をしましょう。
引っ越し業者が掃除をしたからと掃除を疎かにしては、邪気が祓えません。
雑巾などで掃除をする時に、ひとつまみの塩を入れて拭けば、部屋も清めることが出来ます。
お風呂や洗面所、トイレなどの水回りは、特に邪気が溜まりやすいので念入りに掃除をしましょう。
毎日掃除することで部屋の邪気は祓われます。
盛り塩には邪気を祓う以外に、家に住んでいる神様に「これからよろしくお願いします。」という挨拶にもなります。
塩で清めて、神様も気持ち良くお迎えしたい物ですね。
盛り塩に使った塩はどうする?
引っ越し時に盛り塩をした後は、そのまま置き続けるのはNGです。
前述しましたように、塩は神様以外に霊もまた引きよせてしまうからです。
ですので、盛り塩は設置してから、1~3時間ほどで撤去がおすすめです。
特に寝室の盛り塩は、寝ている間に霊に憑依されやすくなると言われているので、忘れずに撤去しましょう。
また盛り塩を捨てる時には、トイレに流す方法もありますが、確実なのはゴミ箱に捨てることです。
その際にも、すぐにゴミ収集車が来てくれる日を選んで捨てる必要があります。
盛り塩を置いて場を清める
盛り塩は、元々中国由来の風習です。
盛り塩には邪気を祓うだけでなく、良い出会いがありますようにとの意味も込められています。
ハウスクリーニングをかけたとしても、邪気は掃除だけでは祓うことが出来ません。
塩の浄化作用や清浄作用を利用するのは、昔からの暮らしの知恵です。
正しい盛り塩をしないと、逆に悪霊や様々な霊を引きつけてしまうこともありますので、ぜひ正しい盛り塩の方法を覚えておいて下さい。
悪霊を祓っておけば、神様にも居心地の良い住居となり、盛り塩をした家を見守ってくれるかも知れないですね。
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